2017年5月3日 8エリア6日目
音威子府村の道の駅で午前5時台のXWシリーズから開始。
このパスは5衛星の時間がうまくつながっており、50分ほどほぼ連続してサテライト三昧。1パス平均20QSO以上できて、50分で100QSOを超えます。しかもその時間の3分の1ほどはSSBで絶叫。占有周波数帯幅を絞るために低い声でしゃべると疲れます(笑)
HFは早い時間だし、7MHzと10MHzだけサラッと流して次へ…と思っていたところ、コンディションが絶好調。午前7時台からEスポ祭りが始まっており、7~28MHzの全バンドで大パイルに。例年、早朝の時間帯は7MHzも聞こえなくて苦労することも多かったのに、今年の電離層は何かが違います。次のFO-29で中頓別町の予告を出していたので、最後の方は爆速で半ば強制終了。
FO-29で中頓別町の次に浜頓別町で予告を出していましたが、時間的に中頓別町で運用してから移動したのでは間に合わないので、中頓別町ではFO-29だけ運用し、先に浜頓別町に移動することにしました。
浜頓別町はバス待合所の駐車スペースで運用。昼夜の温度差が大きく、体調に不安があってトイレがある所での運用です。ものすごい強風で、電光掲示では風速11Mと出ていました。標識や看板が曲がっている様子が分かるほどです。予報では夜には静まるようなので、釣竿アンテナはロープで固定してしばらくの我慢。サテライトは三脚に重石を縛り付けて対応しました。
イオノグラム上では稚内のデータが不安定で、真っ赤な電離層が発達している時もあれば、真っ黒な時もあり。しかし、真っ黒な時でもこの日は電離層が元気なようで、浜頓別町では10~28MHzの全バンドで大パイル、50MHzでも交信できました。全国的にはコンディションはあまり良くなかったようですが、8エリアだけは長時間にわたって絶好調でした。
昼休みの後、中頓別町に移動し、勢いは弱まったものの相変わらずハイバンドのパイルが続き、特に18MHzあたりが全国各地が一斉に聞こえて良い感じ。中頓別町の最後のQSOは14:47、その次は枝幸町の予告です。この町はとにかく広く、移動に時間がかかります。枝幸町と雄武町の境界の、以前にも運用したことがある駐車場には16:00頃にようやく到着しました。
まず、コンディションの様子を見るため14MHzから開始。10MHzや7MHzではコンディションが悪くてもそれなりにパイルになり、クラスタに上げられて時間を取られる可能性が高いためです。14MHzは夕方でもスキップが無く良さそう。XWシリーズの3パスを運用して18MHzに行くと、コンディションが上がったようで、さらに厚いパイルになりました。
予定していたサテライトの運用は中止してハイバンドのパイル捌きに専念。なお、枝幸郡は7MHzに出ませんでした。28MHzで信号が弱くなった隙を突いて雄武町にワープ。今度は時間的にコンディションの低下が予想され、28MHzから下がるパターンへ。日没後も相変わらずEスポ祭りが続いており、雄武町は7MHz以下を運用する時間がありませんでした。
朝から想定外の大パイルで枝幸町QRVが遅れ、さらに枝幸町でもパイルに捕まってしまい、雄武町のサテライト、興部町の運用は時間切れになってしまいました。7MHzの運用は最初の音威子府村のみ、1.9/3.5MHzは(強風で準備に時間がかかる状況だったこともあり)運用しませんでした。
この場所から紋別市街までは60km、過酷なスケジュールの後で運転すること自体が大変なこともあり、これまでよりも早めの20時で終了して、紋別市の温泉ホテルに向かいました。
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コメント
この日、ずっとワッチしていたのですがSC
出ず、ゼロ交信でした。今回の移動は連日
Eスポに恵まれたようですね。道内勢は苦労
したのではないかと思います。
投稿: JA8AWR | 2017年5月 8日 (月) 14:07
この日は長時間のEスポ、しかし超強力でもなく、
札幌とは微妙な距離だったことも影響して、
確かに道内勢とはあまり交信できていません。
投稿: JO2ASQ | 2017年5月 9日 (火) 20:41