2017年5月5日 8エリア8日目

8エリアは日の出の時刻が早く、明るい中での早朝の長距離運転です。弟子屈町の道の駅はほぼ満車になっており、隣の公園の駐車場でXWシリーズの西パスから開始しました。

周りは山に囲まれており、市街地で建物も多い場所でした。MEL10度前後のパスはカスカスでLOSが早く、SSBは困難でした。

HFは7～14MHzで常連さんとご挨拶して、次はどっちに行こうか？と考えていた所、10MHzにQSYした辺りから今朝もEスポ祭り。24MHz、28MHzで各60局、30分のパイルが続きました。早朝から約4時間連続のパイル。気温の変化が激しく、早朝は防寒装備が必要でも、日が昇ると汗ばむほどの陽気、それだけでも疲れます。

隣接する標茶町では郡が同じなので、コンディションが良いうちに別の郡にしようと、さらに隣の釧路町に行きました。ここも18MHzあたりで大パイルになりましたが、Eスポは消滅気配にあり上のバンドが続きませんでした。

昼食に行こうとしたところ、ルート上に店が1軒も無くて時間を持て余してしまい、標茶町と厚岸町の境界の標茶町側で運用を開始。ここでもEスポが発生し、50MHzでもQSOできました。

厚岸町は公園の駐車場を利用。コンビニもありました。その前の状況から推測して、14MHzから上がると、28MHzに行く前にEスポが消滅して自然にパイルが終わるのではないかと考えました。

しかし、14MHzも18MHzもパイルがなかなか終わらず、サテライトの時間との調整もあるため、18MHzの次に一気に50MHzに飛んでみました。バンド全体が賑やかになっており、大オープンの気配。空き周波数を見つけてCQを出すと大パイルが始まりました。3年ぶりに体験する50MHzのパイルです。

聞き慣れないコールサインと、HFとは違う信号強度のばらつきで、慣れるまでかなり手間取ってキーイングもメロメロ。50MHz CWだけで90局できた所で、まだパイルが続いており、XWシリーズの時間になりました。

50MHzは専門家が移動運用するかもしれないけれど、サテライトを移動運用できるのは私しかいないだろう、と思い、サテライトへQSYの決断。

その後は21～28MHzを順にQSY、日没後も28MHzが40局の大パイルになり、残り時間に限りがあるため、7MHzと10MHzを抜きにしてお手軽アンテナで3.5MHzと1.9MHzへ。3.5MHzはバンド全体にビートが出ており、1.9MHzは前日までよりは良くなったもののパッとしないコンディションでした。

厚岸町でも4時間以上の連続運用で、集中力が切れそうでした。最後は釧路町で21時台のFO-29にでて終了しました。