2017年6月10日 佐渡市2日目
早朝は風雨が強く、嵐を呼ぶ男は今回も発動しました。
雨は運用を開始する頃には弱まり、風が強烈。風速10Mもあり、釣竿が立てられない状態です。HF用にギボシDPを展開。しかし両端が風で大きく揺れて不安定になり、ただでさえ伸縮ポールが風でしなっており上げ下ろしが面倒です。V/UHFのアンテナは強風でビーム合わせが出来ず、倒壊の可能性も高いため午前のFO-29の後にすぐに撤収しました。
HFハイバンド、特に21~28MHzまでのリクエストをどのようにこなすかが午前中のポイントです。14MHzから開始、イオノグラムは色付いているものの、なかなかガツンと来ません。8エリア方面は28MHzまで聞こえるし、Scの短時間の浮きで3エリアあたりでも一瞬だけ24MHzだけ出来たりするものの、全クリはなかなか難しそうです。強風と時々落ちてくる大粒の雨の中、午前中はハイバンドを巡回に終始しました。
午後からは晴れ間が見えてきました。相変わらずの強風でギボシアンテナのバンドチェンジで車外に出るだけでも面倒なため、実戦で初めて使用する予備のシステムを試してみました。3.5MHz用の逆Lアンテナ(長さ20m)に、市販の手動アンテナチューナー(MFJ製)でマッチングする方式です。このアンテナチューナーはバリコンを2個使用しておりチューニング範囲が広く、バリコンを1個使用している自作の普段使い用のチューナーのバックアップとして用意していたものです。
結果はVY FBで、10~50MHzまで完璧にマッチングが取れました。マッチングの取り方には少々コツが要りますが、ノイズも少なくそこそこの性能で、車内でつまみを操作するだけでQSYができるようになりました。7MHzだけは逆Lアンテナをギボシで切り離し、1/4λでチューナー無しで使っています。フルサイズなので対DX用にも十分な性能です。
午後の部はイオノグラムは青くなる時間帯も目立ってきました。各バンドを巡回し、コンディションが良さそうなバンドとタイミングで集中対応する計画です。ハイバンドは17時台が最も良く、近距離の28MHzがこの時間帯に一気にできました。大オープンは無く、50MHzは8エリアしか聞こえないものの、そこそこコンディションが良く大パイルにならない程度に呼ばれ続けました。某DX局との7MHzは18時台のまだ明るいうちに簡単にできました。
V/UHFは悪天候で山登りをあきらめて海岸で運用したこともあり、13県、10都が限界でした。夜のローバンドは既に需要が満たされたようで、あまりパイルになりませんでした。
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