AO-7の使い方復習
AO-7では通算604QSOしており、前回のQSOは2016年10月16日、富谷市の新市祭りでした。
周波数表を掲載します。
- 送信固定で実用上の問題はありません。
- 145MHzの送信は、FO-29と同じ設備でできます。
- 29MHzの受信はダイポールアンテナか、エレメント数が少な目のビームアンテナが適しています。打ち上げ角を高くするため、給電点を低くするのがコツです。ローバンド用のロングワイヤーは、QSBで落ち込むことはありますが意外に使えます。
- 受信用のプリアンプ、場合によってはノイズリダクション等が、ほぼ必須です。
- ホイップアンテナでは、耳を相当鍛える必要があります。
- 送信のビーム合わせにコツが必要です。145/435MHzの衛星は、通常は送受信とも同じビーム方向のアンテナなので、ダウンリンクが強くなるようにアンテナを回せばアップリンクも自動的に強くなります。しかし、AO-7の場合は送信と受信のアンテナが別系統のため、送信のビーム合わせをするには、受信して自局のループを聞くことが必須です。
- トランスポンダの帯域は公称100kHz、通常は真ん中±15kHz程度しか使われていません。
- 145.900upはSSBの常連固定局がいることが多く、CQを出す場合はここを避けるのが無難です。
- SSBはアップリンク、ダウンリンクともにUSBです。
- 私はアップリンク145.890MHzを常用しています。理由は混信が少ないことと、AOS直後にダウンリンクが中心周波数(29.450)の近くになり見つけてもらいやすいためです。
| 0
「衛星通信」カテゴリの記事
- RS-44の運用周波数を変更します(2022.02.05)
- 2021年9月20日 北海道アマチュア無線オンラインミーティング2021(2021.09.20)
- 2021年5月7日 北海道10日目(2021.05.07)
- 長さ4.5cmのアンテナでサテライト通信(2021.02.10)
- オールバンド50W連続運用システム(2021.02.05)
コメント