2017年11月4日 奄美2日目
この日はリクエストが多かった大和村のハイバンドから開始、夜はサテライト運用困難町村である宇検村で連続パス狙いです。途中、奄美市を通るため、昼間のAO-7は奄美市で運用しました。
朝から雨で、大和村に着いた頃から風雨が激しくなってきました。大和村は北側が海に面しており、HFの運用場所には困りません。しかし、海岸線が複雑に入り組んでいるため、サテライト狙いで北側が開けた場所を探すのは大変です。海岸に面した場所にゲートボール場やステージのある広い公園を発見。
午前中はHFのコンディションがまずまずで、7MHzから順に凄いパイルで、10MHzも14MHzも好調。ハイバンドも限られた範囲でありながら28MHzまで聞こえて、結局朝の7時半から12時まで連続運用でした。車やアンテナは強風で塩をかぶって白くなるのがはっきり分かりました。
奄美市は旧・住用村で運用することにしました。ここは広い平地が無く、山々と複雑な海岸線が特徴です。道の駅も周囲が山に囲まれており、HFは運用できてもサテライトは難しそう。東側だけピンポイントで開けた海岸を確保、南側にある高い山は気にしないで、衛星が見えるようになるまで待ちました。
AO-7は午後の1便、2便とも奄美市で運用しました。特に1便はこちらでMEL20°程度だったもののダウンリンクは強力で、SSBでもQSOできました。仰角が高かったはずの2便はなぜかあまり強くありませんでした。
サテライト運用困難地の一つである宇検村に移動しました。アクセスも不便で、移動局自体が少ない場所です。通行できる場所は海岸と山間部に限られており、海岸で場所を確保したとしても北側には高い山があります。北東側が開けていることは必須になるため、道端の空き地で運用し、アンテナの一端は海岸に下りる階段の途中に設置しました。
相変わらず風が強く、ハイバンドは空電ノイズレベルが高め。夕方のコンディションは14MHzですら聞こえない状態で、7MHzも日没が近づくにつれて明らかにスキップ。このパターンは夜遅い時間になると3.5MHzも1.9MHzも聞こえなくなると判断し、サテライトを間引き運転してローバンドの速攻を優先。
ローバンドはノイズレベルが低く、3.5MHzでは8エリア各局の信号がしっかり聞こえていました。1.9MHzの8エリア移動局も粘れば出来そうな強さでした。今回は1日目、2日目ともローバンドはフルサイズダイポールを使用しました、ノイズさえ無ければそれなりに強いかと思います。
コンディションがパッとしない中、20時過ぎに運用を終了し、奄美市の市街地まで1時間近くの移動、奄美市でFO-29に出ました。
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コメント
待望の大和村(7C)Wkdとなり、とても嬉しいです。本当に有難うございました。
投稿: NUD | 2017年11月 7日 (火) 21:45