2017年12月29日 高知県2日目
愛南町に泊まり、当初の計画では翌朝も愛南町から始めようと考えていました。しかし翌日の大月町のSATがあまり条件が良くないことに気づき、早朝から30分ほどかけて大月町に移動し、朝練に出ることにしました。
西日本は日の出が遅く、午前5時では真っ暗で周囲の地形は全く分かりません。とりあえず道路沿いの休憩スペースに駐車し、目が暗さに慣れた所で良く見ると、南東側に見事な山がありました。かと行って他で運用できそうな場所は当てがなく、午前5時台のXWシリーズの時間に突入。最初のXW-2Dは1QSOできたもののすぐに山LOS。続く2F、2B、2Cは次第に仰角が高くなり、SSBまで何とかQSOできました。
愛南町に戻り、好条件のFO-29とAO-73の連続で難なくできました。3.5MHzと7MHzを軽く運用してから宿毛市に移動。広い場所は探せばあるのですが、早朝から氷点下の冷え込みで体調に不安が…。トイレがある場所を狙って道の駅で運用しました。
HFのコンディションは低調で、7MHzもカスカスでQSO数が増えないため、土佐清水市に移動して時間をつぶすことにしました。山道を通って、土佐清水市に入った所で適当に店開きしようと思ったら、市の境界付近はスマホが圏外。さらに南下してスマホが入感する場所まで移動しました。
7MHzのコンディションは悪くなく、10MHzもスポット的に開けました。しかし、ここでは店が一切無く昼食の確保ができないため、11時30分過ぎに撤収して次の大月町に移動することにしました。大月町には道の駅があり、昼食は大満足でした。
大月町の運用場所を探すと、高台に広いグラウンドを発見。公共施設はお休みで誰もいません。山間部の町村では高台にあるグラウンドは運用場所として便利です。昼休み中にEsが発生したようで、とりあえず10MHzから出てみると大パイルになり、シーズン真っ盛りの時のような強力なEsではなかったものの、上のバンドまでパイルが続き、2時間近く呼ばれ続けました。やはり大移動では10MHzから上が開けると楽しいです。
三原村も誰もいないグラウンドの駐車場を使用。移動中にまたしてもコンディションが上がったらしく、どのバンドから出るか決めかねて、とりあえず10MHzに出ると大パイルに。どうも50MHzが開けているようです。最初に10MHzを持ってきたのは失敗だったか…。10MHzで88局できたところで50MHzにQSYしたものの、タイミングを逃してしまったようで無感。28MHzはQRL?と打った所で早速某局からコールあり、28MHzは開けており34局できました。
コンディションは次第に低下していき、17時台のXWシリーズでHFをいったん離脱した後はハイバンドこそカスカスだったものの、7MHzと3.5MHzが絶好調。午前中にサッパリ聞こえなかった7MHzが夕方になって近距離がよく聞こえており、しかもノイズ無し。最後は1.9MHzも投入し、三原村1.9~28MHzとSATで全クリの方も何局かいました。
土佐清水市は海岸を走る道路脇の駐車場を利用。東側は海なので飛びは良さそうです。ただFO-29の時間が迫っており、3.5MHzはクラスタに上がってパイルになる可能性があるため、1.9MHzでまずは様子見。パイルが終息した所で7MHzを投入。近距離はスキップしており、ちょうど良いペースの呼ばれ方でFO-29を運用。
FO-29は予想通り大入り満員となり43QSO。最後に3.5MHzに出てみると、皆さんすでにお休みのようで大パイルにはならず、21時で撤収しました。午前5時前に出発して21時まで運用、今日もハードな1日でした。
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