2019年1月5日 徳島県RTTY弾丸ツアー

徳島県で開催されたRTTY弾丸ツアーに参加しました。

運用が最も難しいQTHを私が担当する方針で、山間部で平地が無く、アクセスにも時間がかかる上勝町で運用することになりました。サテライトも運用が困難です。

上勝町

午前4時台で真っ暗な中、航空写真で見つけたグラウンドに移動しました。トイレもあります。利用者がいても邪魔にならない場所は確保できそうです。予想以上に谷底のロケで、サテライトは仰角15°以上しか見えません。サテライトは午前5時台に4パス運用し、SSBの需要を満たしました。

開始前に3.5MHzと7MHz CWでラン。7MHzは8エリアしか聞こえませんでした。

7時のコアタイム開始とともに3.5MHz RTTYでパイルが始まりました。20分ほどでパイルは収まり、近距離の局向けにハイバンド巡回を開始。ロケが悪いためにハイバンドが苦戦しました。

駐車場に数台の工事車両がやってきて、今から工事をするとのこと。この場所に駐車しても構わないということでした。しかし、隣の駐車枠で穴を掘り始めました（笑）。アンテナを一旦撤収し、場所を変えて再開。この間のロスタイムは終了時間繰り下げで対応しました。

運用時間が早かったため、終了間際で7MHzのコンディションが上がった所を狙う作戦でしたが、3.5MHzの運用タイミングが合わなかったことと、後述の不具合もあり、運用時間、コンディションの割にQSO数は満足できない結果となりました。

勝浦町

広い運動公園があります。ただし、この場所は南北方向に山があるので、サテライトの運用は、西から東に移動するCAS-4A/4B以外は向いていません。

人がほとんど通らない運動公園の一番奥で、柵を利用してアンテナを設置。昔、無線をやっていたという散歩中の方が通りかかり、RTTYの実演。マイクを使うわけでもなく、何をやっているのか理解が難しかったかと。

上勝町から勝浦町への移動中にハイバンドのコンディションが良かったようで、運用を開始した頃には次第にコンディションが下がっていきました。それでも14MHzで1エリアが何局かできて、ハイバンドの地表波も順調。ここはほぼ計画通りの運用ができました。

徳島市

以前にも1.9MHzを運用したことがある運動広場です。野球の大会があるらしく、グラウンド周辺は使えないので、適当な空きスペースを利用。7MHzの近距離スキップが始まっており、ハイバンドの1巡目で地元局から呼ばれた後は、2巡目で完全に空振り。

最後は3.5MHzで、無線機の温度とバッテリーの状態を見ながら、フルサイズDPに50Wを突っ込んで日没前にもかかわらず7エリアや8エリアと多くのQSOができました。（※RTTYのハイパワー連続運用で無線機を燃やしたことがあり、通常はパワーを控えめにしています。今回は寒いので大丈夫でした。）

送信・受信ともに文字化けする現象が発生

私の送信信号が「文字にならない」というご指摘を何回か頂きました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

原因は、今回から使用するソフトを変えたため、PCの動作が突然重くなることがあり、PCの処理速度が送信に追いつかない状態になったためです。ソフトまたはOSを再起動すると直りました。送信信号と同時に、受信信号にも異常が発生し、文字化けすることがありました。

PCのスペックが低すぎるのかもしれません、今後は別のシステムを考えてみます。