2019年2月11日 高知3日目と徳島県海部郡
朝の室戸市は雨でした。室戸市の東側は平地が無く、海に張り出している漁港で運用することにしました。日の出前で真っ暗、視界不良の状況です。路面の状態を確認しながら慎重に走行しました。
予定より早く運用場所が確保できたので、1.9MHzと3.5MHzを運用。東側が海に面しておりHFは強力に入感しました。サテライトで南側にLOSするXW-2Bが早々と聞こえなくなったので、おかしいと思って霧の中をよく見たら、LOS方向に小高い山がありました。天気が悪い日の夜明け前の運用は、このような可能性もあります。
東洋町に着いた頃にはすっかり明るくなり、広い駐車場がある海の駅で運用しました。ここはHFのリクエストが多かった所です。ただし、CWの固定局がいるため私は多数交信しています。7時台に7MHzが開けていて大パイルになりそうな気配、しかしサテライトの時間が迫っているためクラスタ回避モードで運用。
衛星の準備をしていると、「何をしていらっしゃるのですか(←実際は方言がきつく、内容は推測)」「日和は関係ないんかいな?(←これも方言でよく分からず)」とおじさんにインタビューされました。とりあえず、天気のことをこの地方で「日和」と言うのは理解できました hi.
海陽町は港の駐車場で運用。グリッドロケータを調べるためID-51の電源を入れると、徳島海陽430のレピータまで1.4kmと表示が。あの山の上にあるのかな、と見当がつきました。ここはロケも良く、7MHzは1分2QSOを超えるペースになりました。
牟岐町は役場の南側にある海岸の空き地で運用しました。ここはCAS-4A/Bが低めの北パスのため、LOS方向に障害物が無い所が理想でしたが、地形の関係でそのような場所は見つからず、LOSは少し早くなりました。3.5MHzが強力で、9分間で20局に達しました。
美波町は大浜海岸の駐車場に行ったところ、イベントが行われており、海岸への車の乗り入れもできないため、南端の行き止まりで運用しました。ここは東側が海に面しており、マイナス仰角まで見えます。HFの各バンドの信号も強力で、CAS-4BではLOS後も20秒ほどループが確認できました。
この日は、どの場所でもHFが好調で、13時過ぎまでの運用で700QSOを超えており、夕方まで運用すれば1,000QSO超えは確実だったと思われます。Eスポシーズンの1日1,000QSOは年に数回ありますが、14MHz UPを運用しない状態での1,000QSOは珍しいです。どうやら運用最終日にコンディションが良くなる法則があるようです。
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