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2019年2月 9日 (土)

2019年2月9日 高知1日目

CAS-4A/Bが昼間に来るので、運用場所の確保が難しく需要が多い高知県東部の町村ローラーを計画しました。

朝練は徳島県三好市の公園から開始しました。この公園にはゲレンデがあるようですが、雪は無く閉鎖されていました。誰もいません。雪雲は四国地方には流れてくることはなく、曇り空で寒い朝でした。走行には全く支障ありません。

午前5時過ぎに到着した時には真っ暗で周囲の地形が分からず、サテライトは決め打ち。各パスともにCW/SSBまでできたので、場所としては良かったようです。ローバンドは3.5MHzが猛パイルになりました。7時台のCAS-4Aにも出られそうなので、トイレ休憩も兼ねていったん離脱し、南側のロケが良いパーキングエリアに移動。大寒波の最中と思われる8エリアからたくさん呼ばれました。

ここからは山間部のサテライト運用困難地に入ります。最初の大豊町は、町の中心部が谷底にあり、広い公園なども少なく運用が難しそうな場所です。高台にある工業団地を見つけて突撃すると、ちょうど駐車スペースがありました。HFは7MHzの近距離が開けており、10MHz UPには出ないで7MHzに狙いを絞りました。

本山町は運用を予定していた広い公園が工事中で使用不可。サテライトは低めの北パスが続くため、北側に高い山があるとNGです。河川敷などを探してみるも、これといった場所はなく、とりあえず市街地の駐車場でCAS-4Aを運用。人通りが多く民家がすぐ隣にあるため、久々にモービルホイップを使用。CWはそれなりにできましたが低いパスではSSBは厳しい状況でした。サテライトの後、さらに西側に進んで手頃な場所を発見。ここはCAS-4Aに2パス、CAS-4Bを1パス出ました。

土佐町に入ると早明浦ダムが見えます。その周囲は少し平地が開けた感じです。町民グラウンドという看板を見つけ、高台を目がけて突撃。期待したほどのロケではありませんでしたが、利用者はなく、駐車しても問題なさそうなためここで運用。昼間に7MHzの近距離が開けていて順調にログが進みます。一応10MHzも出てみますが、午後からはコンディションが低下して8エリアと地表波だけに終わりました。

最後は大川村です。周囲は山に囲まれており、日本でも屈指のサテライト運用困難地と思われます。場所は伏せますが、航空写真で見つけた駐車場を確保します。西と東は20°以上のパスなら7~8割は見えそうですが、南側は高い山があり、この山をどのように回避するかがサテライトの運用の課題です。

まず、XW-2Cの東パスは、わざと予告を出さずにパイルを軽減。見えている間に早めにSSBに切り替えます。CWの局数は少なめで、作戦は成功しました。続いてFO-29、これは南側の山に掛かる前にどれだけ捌けるかにかかっています。ところが435MHz帯でもノイズがあり、AOSからビーコンを見つけるまでに手間取って大幅に出遅れ、FO-29はSSBチェンジができませんでした。直後XW-2Bで最初からSSB作戦、これはこちらのAOS直後からダウンリンクが強く快調。しかし北側の山に掛かると急激に弱くなりました。

場所的に民家から丸見え。風も強くなってきて、大きなアンテナは設置できません。さすがに珍しいQTHのようで、3.5MHz釣竿アンテナで怒涛のパイルが続きました。コンディションはあまり良くなく、強い局は+20dB以上振ってきますが、大多数の局はカスカスか激しいQSB。アンテナを長くすればパイルは楽になるといっても、雨も降り始めて気力も減退。サテライトは仰角高めのXW-2Dだけ積み増し、1.9MHzを10分間だけ運用して終了しました。

「山間部で苦労して運用しました」という写真を撮るつもりが、民家のすぐ隣など厳しい条件の場所が多くなってしまい、公開できる写真は少ないです hi

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