2019年6月15日 壱岐市1日目
サテライト島移動2巡目シリーズ。種子島、奄美大島、新上五島町に続き、壱岐市も2回目になります(次は未定です)。
壱岐市にフェリーで渡るには、博多発と唐津発があります。今回は途中の運用は無く直行のため、アクセスが良い博多発にしました。それでも、家から博多港は車で11時間ほどかかります。
現地では2泊3日の車中泊です。壱岐市は市街地以外で商店を見つけることは困難なので、あらかじめ調べておいた博多港近くのショッピングセンターで1.5日分の食料を確保しました。
フェリーでは、海からCQに初のチャレンジしたものの0QSO。レピータからの距離が15kmを越えると急激に聞こえなくなりました。しかも、雨が激しくなり横から雨粒が飛んできて、屋根がある場所でも濡れてしまうようになり、最後は雨をかぶりながらのCQとなりました。
島に到着すると滝のような激しい豪雨でした。とりあえず予定の場所の筒城浜に移動して就寝。翌朝も、傘が役に立たないほどの激しい風雨でした。ただし、風向きが一定だったため、運転席を風下側にすることで、車内に雨が入り込む事態は免れました。
今回はV/UHF帯で遠くに飛ばすのではなく、HFとサテライトがメインなので、標高が低くても周囲が開けた場所を確保しました。
雨が激しく、車外で作業するのも困難な状態のため、7~50MHzとサテライトのアンテナだけを最小限で設置。5時台のサテライト5連発から開始し、6時台は7MHzの浮きを待ちます。コンディションは不安定ながらも、さすがに珍しい市であるため、それなりに呼ばれます。6時台は10MHzでは開ける気配がなく、7MHz RTTYで様子見。
7時半ごろになって10MHzが一気に開けてきました。そして9時台からEスポ祭りになり、28MHzまで各バンドで猛烈なパイルが続きました。バンドによってはノイズレベルが高く、カスカス信号の受信に影響をきたすことがありました。28MHzは2エリア以東が強かったものの、50MHzはこちらのアンテナがダイポールであることもあって、全く聞こえませんでした。13時過ぎまでEスポは続き、28MHzでは連続90局とQSOなど、島移動としては上出来でした。
昼過ぎからは天気が回復。しかし、15時台には廃バンドになり、7MHzやV/UHF帯の様子も見ながら次のチャンスを待ちました。すると17時過ぎから再びコンディションがアップし、14~28MHzの各バンドでCWとRTTYを同じ周波数で運用しながらQSY UP。ハイバンドで再びパイルが続き、19時過ぎにようやく3.5MHzを投入。しかし、強烈なノイズで受信にはかなり苦戦しました。夏場の西日本はどこもこんなものでしょう。
3.5MHzよりも1.9MHzの方が安定していたようで、1.9MHzで8エリアともQSOできました。午前5時のサテライトから開始して2回のEスポ対応。終わったのは21時過ぎ、途中はほぼトイレ休憩のみ、16時間以上の運用でした。
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コメント
お疲れさまでした。離島QRVホントいつも有難うございます。
1日中ムセンキに張り付きましたが、21MHz以上は聞こえず、いつもながらアパマンモビホの非力耳を感じます。
ホント私も小型の山羊連れて、近所の高地に移動して、
散乱伝播のお世話になりたい、と思うことしきりです。
投稿: JG2NUD | 2019年6月16日 (日) 12:05
今回は東日本が全て聞こえることは少なく、
地域限定Eスポが多かった感じでした。
コンディションが今一つの中、ありがとうございました。
投稿: JO2ASQ | 2019年6月16日 (日) 19:37