2019年9月15日 安曇野市ほか
CAS-4A/Bが昼間に連続する週末になりました。
サテライトの需要が多そうな場所として生坂村・筑北村が気になっていて、その付近を中心に予定を組みました。片道3時間強(休憩は除く)、土曜日の夜に現地入りし、日曜日のうちに帰ってくるパターンです。
午前4時台、夜明けとともに安曇野市の路肩Pで店開きです。この近辺のCWは3.5/7MHz以外のバンドにあまりお出ましにならないようなので、1.9MHzを狙ってみました。1.9MHz 7局、3.5MHz 12局でした。10/14MHzが開ければ需要はあると思われますが…機会があれば考えてみます。サテライトはXW-2Fだけに出て、すぐに次の松川村に移動しました。
サテライトでどのくらいQSOできるか?を知りたい方もいらっしゃると思うので、以下ではQSO数を掲載しておきます。
- 安曇野市 XW-2F 29QSO (CW 19/SSB 10)
松川村の道の駅は北側と南側が開けているため、XWシリーズであれば極端に低いパスでない限り秘境LOSの心配はありません。電離層のコンディションは非常に悪く、HFは7MHzが見事に6と8エリアのみ。ハイバンドを巡回しても収穫は無さそうなので、144/430MHz CWを中心に運用することにしました。144MHz 6局、430MHz 8局でした。50W+ビームアンテナの組み合わせで、そこそこのロケであれば13県や11県までは飛んでいきそうです。
- 松川村 XW-2B 30QSO (CW 24/SSB 6), XW-2F 12QSO (CW 7/SSB 5)
大町市は河川敷の空き地。相変わらず電離層は薄かったためHFは3.5MHzだけ。サテライト4パスと144/430MHz CWに専念しました。
- 大町市 FO-99 14QSO (CW 10/SSB 4), XW-2A 29QSO (CW 21 SSB 8), CAS-4B 22QSO (CW 14/SSB 8), CAS-4A 21QSO(CW 18/SSB 3)
池田町は河川敷のグラウンド駐車場。この辺りまでは平地なので144/430MHzも強力に聞こえます。ここから先の山間部は、まさに険道になります。
- 池田町 FO-99 20QSO (CW 12/SSB 8), CAS-4B 30QSO (CW 21/SSB 9), CAS-4A 8QSO (CW 6/SSB 2)
生坂村は谷底の秘境で、サテライトの移動場所は簡単に見つかりそうにありません。登山道の入口の駐車場で運用しました。これでも、東側には山が迫っており、CASシリーズはLOSが早くなります。1発で取ってくれない局やQSOに時間がかかる局は早めに対応して、SSBチェンジを早めに仕掛けて何とかさばけました。
- 生坂村 CAS-4B 25QSO (CW 15/SSB 10), CAS-4A 18QSO (CW11/SSB 7)
生坂村から筑北村へは、国道19号と国道403号の遠回りルートと、差切峡温泉を通るルートがあります。酷道をそれほど苦にしない(積極的に走りたい派ではありませんが…)私としては迷わず後者です。途中、片側交互通行や離合困難な場所があり、トンネル内で鉢合わせして先方にバックしてもらったこともありました。移動時間の短縮になったかどうかは微妙なところです。
筑北村は道の駅で運用。この辺りまで出れば、山に囲まれているとはいっても、サテライトの運用はある程度は容易になります。
- 筑北村 CAS-4B 22QSO (CW 15/SSB 7), CAS-4A 21QSO (CW 13/SSB 8)
麻績村の次に時間があれば松本市に行きたいと考えていたので、移動時間を節約するため麻績村はPAで運用しました。ここは南東側に山があり、CASシリーズは早くLOSします。幸い高仰角のパスで、SSBの後にCWに再チェンジする余裕もありました。
- 麻績村 CAS-4B 23QSO (CW 15/SSB 8), CAS-4A 28QSO (CW 16/SSB 12)
松本市の あずさ運動公園に間に合いました。XW-2Bが怒涛の大パイルで、しかも終盤はCQ空振りが続きました。地上波は周囲が建物に囲まれており、時間的にもコンディションが落ちていく頃で、144MHz 4局、430MHz 7局でした。
- 松本市 XW-2B 36QSO (CW 26/SSB 10), CAS-4B 20QSO (CW 13/SSB 7)
7MHzは4QSOのみ、実質は 1.9/3.5/144/430/SAT の各バンドで、1日600QSOに到達しました。7MHzが使えない時には、1エリアとV/UHFで稼げる場所で、こういうパターンで運用するのも良いかもしれません。
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