2019年11月3日 和歌山県2日目
昼間に連続して衛星が来る条件で、日曜日でFO-99も使えるため、1日8か所の移動予告を出しました。
上富田町で午前5時から開始です。前夜、この場所に到着した時には周囲の地形が分からず、サテライトが運用できるか不明だったのですが、午前5時近くには明るくなり始めて、東パスは問題なく運用できることが分かりました。夜明け前の3.5MHzは相変わらず近距離がスキップしており、明るくなってから1.9MHz、3.5MHzともに安定してきました。
田辺市はスポーツパークの外れにロケの良い空き地を発見しました。MEL 4°のFO-99でも10QSOできました。やはり、市の場合は各バンドともよく呼ばれるような感じがします。7MHz CWでも長時間のパイルが続きました。
みなべ町は河口付近の空き地で、ロケはFBでした。ここからはサテライトの合間の短時間運用が続きます。伝搬のコンディションがあまり良くなく、7MHzは信号が不安定、10MHzは8エリア限定でした。
印南町 は、低いCAS-4Bの南パスを狙って港で運用しました。海面反射で強力に信号が聞こえました。11時台に10MHzで1エリアが聞こえて、この時期のこのバンドでは珍しく33局とQSOできました。
昼休みの休憩時間も無く、御坊市の河川敷で食事をしながら午後の部開始です。10MHzは午前のような勢いはなく13局。それでも、10MHzが全く使えなかった時期に比べると良い感じでした。
美浜町は運用場所探しに手間取りました。町の西側は運用場所が無いので、東側の海岸付近を狙っていたのですが、あまりに東側だと次の場所までに移動時間がかかりそうで、適当な場所で妥協しました。しかし、運用場所の北側に防風林があり、北側にLOSするパスはこの防風林が邪魔になったようで途中でダウンリンクを見失うことがありました。ここではFO-29がONになったので、保険QSOもできました。しかし、FO-29ではオンフレで某DX局がいきなりCQを出してきて、空き周波数を探そうとしてループを見失うなど、最近機会が少ないFO-29の運用では、もたついてしまいました。
日高町が意外に秘境で、平地には公園などが見当たりませんでした。サテライトの時間が来てしまったので、北側だけかろうじで開けたグラウンドの脇で店開き、低いCAS-4BとCAS-4Aの北パスは何とかSSBまで消化できました。夕方は7MHzもフェードアウトしてしまい、3.5MHzと1.9MHzの短時間運用となりました。
由良町は山が多い秘境で、運用場所が確保できるのか、かなり不安でした。海に近い場所に行けば何とかなるだろうと行ってみると、東西方向にそこそこ開けた海岸を発見。東側にLOSするCAS4Aと4Bなら運用できそうです。釣り客でにぎわう中、敷地の端の方で静かに店開き。ここではXW-2F、CAS-4B、XW-2B、CAS-4Aの4パスで、最初のXW-2Fこそ大パイルでSSBが手薄になりましたが、その後のパスは需要を満たせました。ローバンドは遅い時間になると不安定になるようで、19時近くになると1.9MHzの近距離が聞こえなくなっていました。お手軽簡易アンテナなので申し訳ありません。
翌日、帰りの長距離運転に備えて早めに終了しました。この辺りは飲食店や入浴施設がそれなりにあって便利です。
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