2019年11月4日 和歌山県3日目
最終日は帰りの長距離運転があるので、朝6時からの遅めのスタートです。
日高川町のスポーツ公園で、駐車場は広く、誰もいない絶好の環境です。やはり日の出前では3.5MHzの近距離が難しく、1.9MHzで長めに運用してから3.5MHzにQSYしました。
広川町は海岸にある空き地で運用しました。サテライトは時間の関係上、XW-2Aを2パス連続で、1パス目の低い東パスはさすがにSSBはできず、2パス目でSSBから先に出て需要を満たしました。2パスの間が1時間以上あり、ハイバンドの巡回は最初からあきらめていたので、HF運用の後半は空振りの連続でした。
湯浅町は、広川町の対岸の漁港で運用することを考えていたところ、住宅密集地で運用が難しそうなため、内陸にある某立体駐車場で運用することにしました。いずれにせよ、この辺りは東側に山があり、CASシリーズはLOSが早くなります。CAS-4BのMEL9°は大パイルになり、大阪のLOS時刻の2分以上前に聞こえなくなりました。次のCAS-4Aは19°あり、ダウンリンクも強かったのでSSBの後に空振りする余裕がありました。ここでも10MHzが比較的好調で26局できました。
有田川町は堤防上で運用。川を挟んで南北に高い山があり、西から東に抜けるCASシリーズには適しています。他の衛星は高仰角のパスでないと厳しそうです。それでもやはり、東側はどうしても山があり、LOSは早め。高仰角パスだったので十分に行き渡ったかと思われます。
予告になかったオプションは有田市。ここも堤防上で、近くに線路があってノイズレベルが高く、IC-7300のOVFが頻繁に点灯していました。電車が通ると全面ノイズでスペクトルスコープは真っ黄色になりました。午後になると10MHzの勢いは無くなり6局。7MHz CWをメインに運用しました。なお、余談ですが有田焼は佐賀県有田(ありた)町、有田みかんは和歌山県有田(ありだ)市です。
3日間で和歌山県の20か所で運用し、約2,000QSO。和歌山県は北部のいくつかの町と北山村だけが未運用になりました。奈良県吉野郡を攻略すれば、3エリア全市区町村での運用も手が届きそうです。あと、D-STARで2局と交信しました。
| 0
コメント