2019年12月28日 沖縄2日目
2日目は西海岸シリーズです。東側に山がある場所で、LOSが早いCAS-4Aと4Bをどのように仕留めるかがポイントとなります。
天気予報では風速9mほどの強風とのことでしたが、予報より風は弱く、サテライトのアンテナは重石(水を入れたポリタンク)無しでも良さそうな感じでした。念のため、釣竿アンテナは突風に備えてロープで支線を張りました。
宜野湾市は、これまで利用していた場所が夜間閉鎖になっていたので、初めて利用する駐車場で運用。サテライトの西パスも問題なさそうです。XW-2Fの運用中にパドルが長点連打の暴走、輸送中の振動でネジが緩んだためでした。そのためロスタイムがあり、SSBは取りこぼしがあったかもしれません。
朝のローバンドは好調で、1.9MHzでも多くの局と交信できました。7MHz CWを運用中に管理人の方が来て、退去してくださいとのこと。東側にある宜野湾漁港に移動しました。この場所は釣り客が出入りしており、トイレもあって運用には問題なさそうでした。
続く北谷町は広い公園で運用しました。午前中、ハイバンドが4エリアや6エリアのごく一部だけ限定的に開けて、28MHzまで行けました。サテライトはCAS-4Bと4Aの2本立てです。4Aはビートやノイズが多く苦戦することがあります。このパスは比較的良好でした。
嘉手納町は広い場所が少なく、サテライトの運用では沖縄で最難関の場所と思います。ここは運動公園の一択で、周囲の建物との位置関係を測って少しでも長く衛星が見えるようにしました。短時間運用のため、HFは7MHzと10MHzだけ早回りしました。
読谷村はサテライトの低いパスが続くため、少しでもロケの良い場所を確保したいところです。以前、恩納村との境界付近の空き地で運用したことがありますが、建物が建っていて使えませんでした。そこで、残波岬公園の駐車場に移動。ここなら広さも十分ですし、ロケは申し分ありません。ただし、観光客の視線が気になります Hi
読谷村ではハイバンドのパスが無く7MHzが早々とスキップ状態になり、3.5MHzではそこそこQSOできました。17時ではまだこちらは十分に明るく、1.9MHzは信号が浮きませんでした。
20時台のCAS-4Bは、翌日の予定でXW-2Aしか運用できずSSBが困難と思われる北中城村で運用することにしました。そこから逆算して、恩納村の運用場所を決めました。適当に見つけた海岸です。ローバンドは電離層が薄くなっており、18時30分頃からは1.9MHz、3.5MHzともにほぼ何も聞こえなくなりました。QSBで浮いた瞬間に時々呼ばれる程度で、4エリア辺りまでは聞こえても、1エリアとはパスが無くなりました。
最後に北中城村のいつもの海岸に移動し、CAS-4BのSSBで締めました。
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コメント
嘉手納町で「次は14Cか?」と身構えましたがつんのめりました(hi)。でも次の読谷村でSAT1パス増やす為だと理解しました。冬場にモビホでハイバンドが楽しめる、その機会を与えてくださいまして有難うございます。
投稿: nud | 2019年12月29日 (日) 06:36
嘉手納町の14Cは申し訳ありませんでした。
今回の遠征では、10Cが強くて14Cが無感のパターンが多くあります。今日の北中城村もそれでした。
投稿: JO2ASQ | 2019年12月29日 (日) 21:54