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2019年12月 1日 (日)

2019年12月1日 名古屋市北区ほか

この日は衛星が午前5~9時台に集中して来た後、実質的に14時過ぎまで来ないので、名古屋市で需要がある3か所の早回りを計画しました。

移動予定を発表した後、大須のタケイムセンが12月15日で閉店するとの情報が入ってきました。

北区西区中村区 のいつもの場所で運用。トイレがあって寒い朝でも安心です。CONDXの方は7MHzがほぼ8エリアしか聞こえず、午前9時を過ぎても1.9MHzが聞こえていました。

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運用終了後は、タケイムセンで最後の買い物をしました。

来年で開局30年になります。電子工作に熱中、開局、無線機の自作、135kHz帯にチャレンジ…の記憶をたどると、そこにはタケイムセンとクニ産業とボントン(無線機の自作まではカトー無線も)がいつも出てきます。これで、現存するのはボントンだけになってしまいます。

タケイムセンを一言で表すと「名古屋の秋月電子」。電子工作をするためには行くべき店、ただし全ての部品が揃うわけではない(笑)中級者以上向けの店です。

タケイムセンに行くより以前に、2石レフレックスラジオのキットを作っていました。最初にタケイムセンに行ったのは、小学5年生の時でした。その頃、発振回路でスピーカーから音を出すには、トランジスタと発振トランスを使う方法と、C-MOS ICを使う方法があることを知りました。

前者はトランジスタを使うと1個400円くらいのトランスが必要で電源は006P、後者はC-MOS ICと中型トランジスタを使うとトランスが不要で断続音も作れて電源は単3電池4本。それなら、トランスは不要な方が安くていろいろな物が作れると考え、C-MOS ICとICソケット、基板を買いに行きました。

タケイムセンは、店が狭いのでカウンターの奥の引き出しに書いてある部品の型番を全て読み取ることができ、この部品は何に使うのだろうと興味が湧きました。C-MOS ICやICソケットは当時20円か30円くらいで、何に使うか分からないけどたくさん買ってしまいました。

その後、C-MOSの発振回路でコンデンサを数10pFまで小さくするとAMラジオで音が聞こえることを知り、音声を電波で飛ばすとどうなるか興味を持ち、ラグ板にバラックで組立てるAMワイヤレスマイクのキット(確か1200円くらいで他のキットと比較しても安かった)をカトー無線で買いました。これにはNo.88豆コイル、2SC1923など聞き慣れない部品が使われており、それがタケイムセンで売られていて、壊れても買い直せばいいと思っていました。

小学生のうちに無線に興味を持ってしまったのは、タケイムセンのおかげです。永年お世話になり、ありがとうございました。

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コメント

大須のタケイムセンが閉店には驚き!寂しくなりますね・・・
10代後半は電車賃浮かすために自転車(ケッタマシーン)でよく行きました。
さあ、デアバイスの入手先困ったなぁ

投稿: JCC1815の2SC1815 | 2019年12月 2日 (月) 01:20

今の電化パーツのパーツコーナーの場所にあった頃ですな。

投稿: JO2ASQ | 2019年12月 2日 (月) 20:50

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