2020年1月4日 三重県北部移動と新アンテナ導入
2020年の打ち初めは、サテライトの需要が多い三重県の北部を回ることにしました。同時に、新型アンテナを初めて使用しました。
朝練は弥富市の三ツ又池公園から開始。ここで運用した人の話は聞いたことがありますが、自分が運用するのは初めてです。早朝も開いており、ロケもまずまずです。HFは1.9/3.5MHzだけ運用するつもりだったことと、真っ暗で新型アンテナの組み立てが困難だったことから、従来型の逆L型アンテナを展開しました。
XW-2Fのトランスポンダが停波しており、非常に心配しましたが、夕方には復旧したようです。最近はコンディションが悪すぎて、午前5時台では3.5MHzの国内近距離が全く聞こえないことも多くあります。午前6時台になるとようやく安定します。
桑名郡木曽岬町の河川敷にある広い公園に到着しました。風も無く良いお天気です。ここで新アンテナを設置しました。
可倒式竿受け基台をマグネット取り付け式にしたものです。私の車にはルーフキャリアを装着していないので、使用する時だけ車の屋根に置くことを想定しています。台の裏側にはアースに接続されたアルミ板が張り付けられており、置くだけで容量結合アースになります。
紐で吊り下げてある白い物体は「家具転倒防止板」を細く切って楔形にしたもので、これをパイプと竿のすき間に挿入して竿を固定します。竿の長さは7mです。
アンテナチューナーはAH-4で、このままで3.5~50MHzまでチューニングします。1.9MHzではワイヤーが短すぎてチューニングできないので、補助コイルを直列に挿入します。自宅で調整した時にはうまくいったのですが、この場所ではチューニングしませんでした。チューナーをスルー状態で1.950MHz付近に同調しており、周囲の状況に応じて巻き足しが必要と思われます。
早速、使用してみると、どのバンドも強く、この後の員弁郡東員町では08県某局が3.5~28MHzまで全クリできました。車外に出ることなく3.5~50MHzまで自由にQSYできます。
ただ、この日は風がほとんど無く、耐風速テストはできませんでした。そこで強風対策として別の手段も検討してみました。
コンクリート製の旗立台(市販品)にUボルト等を取り付け、地面から直接竿を立てるようにしたものです。ワイヤーは車の屋根に置いたAH-4に接続します。地上高は下がりますが、車の屋根に竿を差し込む手間が無く、風にも強く、威圧感も控えめなので、可倒式竿受けよりもこちらの方が実用的かもしれません。
運用の方は、桑名市に向かう途中、国道23号線から某スパーランドに入場する渋滞にはまって開始が少し遅れたほかは、員弁郡東員町、いなべ市で予定通り運用できました。いなべ市ではV型DPを上げている同業者がおり、場所を変えました。いなべ市はローバンドだけ運用する予定だったので従来型の逆L型アンテナを使用しました。
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コメント
新年早々からありがとうございました。
21県のSAT上がりです。
新アンテナですが、私も以前に磁石基台を使って釣り竿を立てていました。(メーカー忘れたけど3個の磁石のやつです)5mの釣り竿で強風時が何回か転倒しました。
冬の秋田県移動の猛吹雪の中でしたが、
風にか十分か注意が必要だと思っています。
今年もよろしくお願いします。
投稿: jg7bbo | 2020年1月 6日 (月) 06:48
磁石は少しでも浮いてしまうと復元力が働かず、一気に倒れますね。
養生テープで貼るか、ロープで竿に支線を張れば使えますが、
お手軽ではなくなってしまいます。
結局、コンクリート製の旗立台に落ち着きそうです。
投稿: JO2ASQ | 2020年1月 6日 (月) 19:49