2020年4月4日 屋久島1日目
長年の移動経験から、「4月の第1週は、有名観光地が空いている」ことが分かっており、サテライトで需要がある屋久島町への移動を、かなり以前から計画していました。
名古屋から鹿児島の離島はアクセスが不便で、異なる航空会社2社の乗り継ぎになります。そのため、1つの航空会社で乗り継いで沖縄の離島に行くよりも、交通費が高くなります。それを1泊2日で弾丸ツアーとなると、時間単価がめちゃ高いです Hi
天候は10m/sを超えると思われる強風で条件付き運航。プロペラ機の揺れはどうしても慣れず、屋久島に着いてすぐに酔い止めの薬を買いました(笑)。
強風で伸縮ポールを伸ばすのも手間取る中、予定通り準備ができました。広い敷地が無いことは事前に分かっており、本州に近くアンテナの性能はそれほど重要ではないので、逆L型アンテナと手動アンテナチューナーです。まず、3.5MHzのアンテナで10MHzに出てみると、短時間で22局できて、廃バンドの時期としてはそこそこの出来でした。14MHzは7と8エリアのみ、18MHz UPは全く聞こえませんでした。聞こえないと分かっていても、全バンドでアンテナがチューニングすることを確認するため、一応CQは出しました。
FO-29の1パス目は猛烈なパイルになり、SSBは1局できただけで南西側の山にLOSしました。地形の都合上、南西側のパスはかなり厳しい条件です。
7MHz CWは長時間のパイルになり、124局。しかし16時を過ぎると近距離がスキップしてきて、3エリアの局と交信中に1エリアの局がかぶせて呼んでくる、といったケースも目立つようになりました。
夕方のXWシリーズの準備を始めようとしたところ、通報があったとのことで職質AJA+1。そのためXW-2Dは間に合わず、XW-2Fの1点掛けとなりました。これも猛烈なパイルになってCWで29局できたところで南側の山LOS、SSBは失敗に終わりました。
3.5MHzを始めようとすると、アンテナボーボーの車がやってきました。この公園をPKに推薦したとおっしゃる地元の某局でした。アイボールありがとうございました。
3.5MHzを早めにさばいて、XW-2BはSSBから先行、SSBをお望みの方にはとりあえず行き渡りました。その後、CAS-4BとXW-2Fでさらに上積みし、最初のパスで猛パイルだったサテライトも空振りが続くようになりました。
夜になっても1.9MHzがあまり聞こえませんでした。9エリア移動局の存在が確認できるだけで、FT8のニョロニョロも全く見えません。しかし、ノイズも全くなく、雑音の中から微弱な信号を聞き分ける都市部での運用と違って、静かな中から突然信号が浮き上がってくる、V/UHFのCWのような聞こえ方でした。
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