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2020年6月20日 (土)

IC-705 電源電圧と出力の関係

IC-705をバッテリーで動作させた場合に、出力は何W出るのか?

早速、計測してみました。

結論:12Vのバッテリーで、10W出力は難しい。

IC-705の付属電源ケーブルを安定化電源に接続して電源を供給し、安定化電源の端子電圧(電源供給電圧)と出力電力の関係を計測しました。出力電力は、第一電波工業SX20Cとダミーロードの組み合わせで計測しました。

Ic705_po_20200620160801

電源が13.8Vの場合は、ほぼ10Wが出力されます。そこから電源電圧が低下すると、約11Vまでは出力が低下します。

ところが、電源電圧が7~11V付近では、ほぼ一定の出力になります。

7V以下では出力が低下し、約5.4Vで送信が止まります。

定格12Vの鉛蓄電池で残容量が少なくなると、使用中の端子電圧は12Vを下回るので、この状態で10Wの出力は難しそうです。

逆に、5Wでも良いと割り切って使うには、電源電圧が7Vまでは出力を維持できて、(鉛蓄電池の過放電を気にしなければ)電圧に余裕があります。

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