2020年7月25日 種子島3日目
今回の移動では1.9MHzが不調で、伝搬が悪い、空電ノイズが激しい、アンテナが短い(7mホイップ)といった要因が重なり、この朝も何とか1局できただけでした。昨年12月や今年2月の沖縄移動は、これよりも短い5mホイップでそれなりにQSOできていたので、ここ数日の電離層の状態が特に悪いと考えられます。
ハイバンドは8エリアが24MHz止まりで、すぐにはコンディションが上がらないとみて、リクエストが多かったRTTYに出てみました。RTTY弾丸ツアー方式で各バンドを巡回し、1か所で2時間あれば、それなりに行き渡ると考えていました。
7MHzは普通のパイルで32局、そこから10MHz、14MHzが凄いパイルになりました。伝搬の関係のほか、7MHzはWKDだけど他のバンドはNEWという局も多いのかもしれません。そうしているうちにEスポが発生して、各バンドで25局程度のパイルになり、最後は50MHzで1・2・3エリアが全部開けて18局。結局、2時間40分呼ばれ続けて235QSOでした。60分間の最高レートは90局を超えていました。
コンデイション的には西之表市でさらに上乗せが可能でしたが、未運用の南種子町を優先するため、片道約40kmの道のりを移動しました。前回利用したことがあるマングローブパークは満車で、浜田海水浴場の駐車場に移動しました。北東側が開けており、もし144MHzのEスポが発生した場合にも対応できます。それ以外の方向は山林に囲まれておりロケはあまり良くありません。
大雨の後で、道路に土砂が流入しているような場所もあり、安全のため、管理が行き届いた場所で運用することにしました。
南種子町に着いてからFO-29とRS-44を運用した後、弱いEスポの気配があったので50MHzから開始したところ、10局できました。そこからQSY DOWNしていったものの、コンディションは急速に沈んでいき、14MHz、10MHzもあまりパイルにならず、7MHzでコンディション回復を待ちました。やはり、離島の7MHz CWはどこでもパイルになります。
7MHzが落ち着いたところでRTTYを投入。しかし、ハイバンドは18MHz止まりで、そこからが伸びません。RTTYでハイバンドを巡回した16時台はRTTYで12局しかできませんでした。16時台で早くも3.5MHzが聞こえていましたが、これでは盛り上がらないので7MHzでパイルをさばき、18時台にサテライトを連続して運用した後、ハイバンドを28MHzから下がると、24MHzからは電離層反射がありました。
その後、ローバンドに出てみると、やはりコンディションが悪く、1.9MHzは6局できたものの信号は弱めでした。
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