長さ4.5cmのアンテナでサテライト通信
ところが、このアンテナで、Jモード(アップリンク145MHz/ダウンリンク435MHz)の衛星での交信は未だ成功していません。145MHz帯でSWRが下がる帯域は非常に狭く、衛星の周波数ではSWRが高過ぎて送信のパワーが出ないためです(図1)。
理論上は、アンテナの電気長を変えればSWRが調整できます(図2)。しかし、アンテナの加工は難しいので、SRH805Sに傷を付けずにSWRを調整する方法を考案しました。
これはアルミ箔テープ(近所で購入したキッチンテープ70mmを使用)をアンテナに貼るだけです(図3)。145MHz帯の衛星の周波数でSWRを下げるには、電気長を短くするため、アンテナの給電点側にアルミ箔テープを巻いてシールドします(図3右)。
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