2021年3月13日 熊本県1日目

サテライトWAJAで、最近運用が少ない県の一つが熊本県です。昼間に衛星が来る週末を狙って、名古屋(小牧)-熊本空港を利用して2月に予定を組んでいました。

ところが、飛行機が1日3便→1便に減便されて日程が組みにくくなりました。鹿児島空港や福岡空港から行くことも検討しましたが、熊本県は広い県で移動に時間がかかるため、鹿児島や福岡から移動するのは短時間の過密日程では現実的でなく、それなら自走で行った方が車中泊も可能で時間調整もできるので、予定を組み直しました。

金曜日の午後から出発。途中は大雨で、50km/hでしか走行できない所もありました。大雨の中、夜のCAS-4A/4Bを下松市と美祢市のサービスエリア・パーキングエリアで運用しました。

翌朝は北九州市門司区のパーキングエリアでサテライトのみを運用。次に運用を計画していた、サテライトで超レアQTHの玉名郡玉東町まで2時間ほどかかり、さらに途中で朝食を確保するためHFの運用は無しですぐに出発しました。途中、事故渋滞があり玉東町の河川沿広場への到着はギリギリでした。サテライトはXW-2Aだけでは物足りなかったところ、FO-99が使えるようになりSSBまで順番が回ってきました。

熊本は道路があまり整備されていない地域があるような感じがして、ショッピングモールや観光地の周辺では時々激しい渋滞にはまることがあります。合志市の中央運動公園に到着したのはFO-29のギリギリでした。HFの運用時間が1拠点当たり30分程度しかないので、基本的には昼間は7/10MHzの2バンド。時間が来たらサクッと切り上げる方針です。

次の菊陽杉並木公園に移動する途中にも渋滞があり、FO-29に間に合わずRS-44の西パス1発勝負になりました。すでに桜が咲き始めており、見ごろとは言えないものの駐車場はかなり混んでいて、一番奥のスペースにこっそり竿を立てて運用しました。D-STARは熊本430と熊本東430があり、熊本東と言いながらも実際は南にあるようです。ここではようやく熊本430にアクセスできました。

宇城市は宇土市との境界付近に広い平地があまり見当たらなかったので、航空写真で目星をつけておいた川の土手に行ってみました。行ってみると地元の配送車の休憩スペースになっており、滞在は問題無さそうでした。ここからはCAS-4A/4Bの一発勝負になり、大パイルになりました。

宇土市は高台にある岡岳総合公園で運用しました。北側は樹木があって仰角0°までは見えませんが、内陸部としては十分なロケです。7MHzの近距離は昼間よりも夕方が安定していました。よくあるパターンです。

八代市は鏡ヶ池公園で運用しました。広い公園で申し分ありません。ここはサテライトもレアですが、ローバンドも超レアなことが分かっているので夕方に予定を組みました。CAS-4Bで1パス40QSOのすさまじいパイル、時間の都合で3.5MHzと1.9MHzを合計30分、後戻り無しの短時間運用では3.5MHz 30QSO、1.9MHz 20QSOで、ローバンドは最低限押さえました。