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2021年4月29日 (木)

2021年4月28~29日 北海道1・2日目

4月末~5月初め(2020年は8月に実施)の8エリア大移動は、今年で13回目を迎えました。

行きのフェリーでは、/MM運用のお楽しみです

Mm_2021

中身は2台のIC-705で、前回からさらにパワーアップしました。

  1. 7~28MHzのアンテナを、「コメットさん」から2.5mロッドアンテナに変更しました。
  2. PDモバイルバッテリーと変換ケーブル(15V 3A)を使用し、安定して10Wが出せるようになりました。また、バッテリーの残量確認ができるので利便性が向上しました。
  3. 145MHzの受信に、ノイズ対策のコモンモードフィルタを挿入しました。
  4. 145MHz帯で、ロッドアンテナを伸縮してSWRを最適化する方法を開発しました。(従来は、145MHz帯のSWRが高いため、Jモードの送信が困難だった)
  5. GPSの受信はID-52を使用、グリッドロケータをリアルタイムで確実に追えるようになりました。

船の室内から、サテライトで数局と交信できました。特筆すべきは、陸地の無いグリッドロケーター PM89 PN93 から交信できました。特に、PN93は数分しか通過せず、その間にRS-44で交信できるという幸運でした。

船の都合上、室内では進行方向の右側の窓しか使えません。船体後部のオープンデッキの左側の窓はノイズが激しく、サテライトの西パスは受信が困難でした。そのため、PM88 でのサテライトの交信はできませんでした。

船上ではインターネット接続ができないので、HFの運用情報は RBN をご覧ください。ただし、帰りは進行方向右側の窓か、後方のデッキを利用するので、JAとの交信は困難と思われます(ロングパスで出来る? Hi)。

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小樽港に到着後、港に隣接する公園で1.9/3.5MHzを運用しました。

翌朝は赤井川村の道の駅で運用を開始。北海道は日の出が早く、午前4時には明るくなっています。そのため朝の3.5MHzは既にカスカスです。その次は、倶知安町を通過してニセコ町の運動公園へ、40kmの移動でした。

ニセコ町でもハイバンドは正規伝搬しか無く、早めに切り上げて、次の洞爺湖町でサテライトに出るため30kmの移動です。望羊台広場で運用しました。7MHzと10MHzは大パイルになるものの、14MHz以上は不安定で、21MHzから上は浮いた瞬間に単発でQSOできる感じでした。

夕方のサテライトの都合を考え、先に京極町に移動することにしました。ここは運用に適した公園が少なく、南西に羊蹄山があるため、サテライトの低い西パスが困難です。スリーユーパークキャンプ場の駐車場をお借りしました。

京極町は複数のリクエストがあり、7MHz CWは凄いパイルになりました。札幌から2時間ほどかかるので、地元の方でも移動運用の機会は少ないのかもしれません。国分寺のEスポは好調だったようですが、こちらには気配がなく、留寿都村の ふるさと公園に移動し、50MHzを聞いてみるも何も聞こえず。サテライトと7MHzだけ運用して、再び15kmを移動して京極町に戻り、サテライトを運用しました。

行きのフェリーで船の揺れはほとんどなく、この日も私としては珍しい好天でした。予報によると、これから雨が続くようです Hi

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コメント

京極町は初回告知ではQRVは夕刻の様で、ハイバンドは諦めておりました。しかしSATの都合の2回運用のお陰様で、ドーパミンに与れました。有難うございました。
明日からはSATでもお世話になります。
今回(13回目!)も、FB QRV旅行を!

投稿: nud | 2021年4月30日 (金) 04:18

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