2021年4月28~29日 北海道1・2日目
中身は2台のIC-705で、前回からさらにパワーアップしました。
- 7~28MHzのアンテナを、「コメットさん」から2.5mロッドアンテナに変更しました。
- PDモバイルバッテリーと変換ケーブル(15V 3A)を使用し、安定して10Wが出せるようになりました。また、バッテリーの残量確認ができるので利便性が向上しました。
- 145MHzの受信に、ノイズ対策のコモンモードフィルタを挿入しました。
- 145MHz帯で、ロッドアンテナを伸縮してSWRを最適化する方法を開発しました。(従来は、145MHz帯のSWRが高いため、Jモードの送信が困難だった)
- GPSの受信はID-52を使用、グリッドロケータをリアルタイムで確実に追えるようになりました。
船の室内から、サテライトで数局と交信できました。特筆すべきは、陸地の無いグリッドロケーター PM89 PN93 から交信できました。特に、PN93は数分しか通過せず、その間にRS-44で交信できるという幸運でした。
船の都合上、室内では進行方向の右側の窓しか使えません。船体後部のオープンデッキの左側の窓はノイズが激しく、サテライトの西パスは受信が困難でした。そのため、PM88 でのサテライトの交信はできませんでした。
船上ではインターネット接続ができないので、HFの運用情報は RBN をご覧ください。ただし、帰りは進行方向右側の窓か、後方のデッキを利用するので、JAとの交信は困難と思われます(ロングパスで出来る? Hi)。
---
小樽港に到着後、港に隣接する公園で1.9/3.5MHzを運用しました。
翌朝は赤井川村の道の駅で運用を開始。北海道は日の出が早く、午前4時には明るくなっています。そのため朝の3.5MHzは既にカスカスです。その次は、倶知安町を通過してニセコ町の運動公園へ、40kmの移動でした。
ニセコ町でもハイバンドは正規伝搬しか無く、早めに切り上げて、次の洞爺湖町でサテライトに出るため30kmの移動です。望羊台広場で運用しました。7MHzと10MHzは大パイルになるものの、14MHz以上は不安定で、21MHzから上は浮いた瞬間に単発でQSOできる感じでした。
夕方のサテライトの都合を考え、先に京極町に移動することにしました。ここは運用に適した公園が少なく、南西に羊蹄山があるため、サテライトの低い西パスが困難です。スリーユーパークキャンプ場の駐車場をお借りしました。
京極町は複数のリクエストがあり、7MHz CWは凄いパイルになりました。札幌から2時間ほどかかるので、地元の方でも移動運用の機会は少ないのかもしれません。国分寺のEスポは好調だったようですが、こちらには気配がなく、留寿都村の ふるさと公園に移動し、50MHzを聞いてみるも何も聞こえず。サテライトと7MHzだけ運用して、再び15kmを移動して京極町に戻り、サテライトを運用しました。
行きのフェリーで船の揺れはほとんどなく、この日も私としては珍しい好天でした。予報によると、これから雨が続くようです Hi
| 0
「移動運用」カテゴリの記事
- 2025年3月16日 西春日井郡豊山町ほか(2025.03.16)
- 徳之島移動予定(2025.03.11)
- 2025年3月9日 西日本ハムフェア(2025.03.09)
- 2025年3月8日 西日本ハムフェア前日(2025.03.08)
- 2025年2月24日 沖縄4日目(2025.02.24)
コメント
京極町は初回告知ではQRVは夕刻の様で、ハイバンドは諦めておりました。しかしSATの都合の2回運用のお陰様で、ドーパミンに与れました。有難うございました。
明日からはSATでもお世話になります。
今回(13回目!)も、FB QRV旅行を!
投稿: nud | 2021年4月30日 (金) 04:18