2021年5月30日 田原市ほか

29日の朝はEスポが出ており、隣の長久手市で2.5時間ほど臨時に運用しました。

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田原市のリクエストがあり、前回の運用が2016年4月だったので、真面目にEスポ狙いで予定を組みました。

東名高速を使って2時間弱、しかも東名高速を降りてからが長く、行くには気合が要ります。

田原市は、サテライトに適した運用場所が少ないです。人が少ないという理由で、以前に利用したことがあるエコパークに行ってみました。真上に風車があり風切り音がうるさく、さらに周囲にはソーラーパネルが増殖しており、運用環境としてはさらに厳しくなりました。幸い、ノイズっぽいのは7MHzと10MHzだけで、ハイバンドは静かでした。

朝5時半に到着し、ローバンドから開始。7MHzの近距離オープンが遅く、今日はハズレかと思いながら、とりあえずサテライトと7MHzでのんびりCQ（といっても普通の移動局並み？）して時間を稼ぎます。すると、午前8時頃になってEスポが出現し始めました。需要が高い市とはいえ、北海道や九州で1バンド100局から呼ばれる所とは地理的条件が違うので、濃いEスポでも各バンド30局くらいです。それでも、11時頃まで各バンドで呼ばれっぱなしの状態で、5時間半程度の運用で500QSOできて、QSO単価は十分に下がりました。

昼休み時間帯はコンディションが落ちるとみて、需要が少ないと思われる豊橋市で予告し、神野埠頭公園で運用しました。野球やラジコンの人で駐車場は半分以上埋まっており、場所は何とか確保できました。18と24MHzあたりでリクエストがあるかもしれないとひそかに期待していたものの、移動のわずかな時間にEスポがほぼ消滅してしまい、ハイバンドはほとんど聞こえなくなりました。7MHzだけは近距離も聞こえて、某局に599001をサービスしましたが、需要が少ない市と思われ空振りが続きました。

豊橋市よりは需要があるかもしれない豊川市の三河臨海緑地に行ってみると、駐車場の片隅に自作と思われるV型ダイポールが上がっていました。周波数は分かりませんが7MHzでは電波が出ている様子は無く、駐車場の対角で150m離れれば良いだろうと考えて場所を確保。ここもいわゆる廃バンド状態で、1時間で32QSO。RTTY弾丸ツアーだったら確実にネタになるだろうと思われる不作でした。なお、先客のV型ダイポールは、どのバンドで運用されたのか最後まで分かりませんでした。コンディションが悪すぎて休憩中だったかもしれません。

最後の額田郡幸田町は、1年前の5月31日に同じ場所で運用しました。この時も朝からEスポが大盛況の後、夕方には閉店状態でした。2年連続でEスポが空振りの鬼門になりそうな予感です。とりあえず、7MHzやサテライトで「お茶濁し」しているとコンディションが突然上がってきて、5分単位でイオノグラムを見ながら、可能性のありそうなバンドにクイックQSYして、1エリアは18MHz、8エリアは28MHzまで聞こえて、いわゆる最低限の仕事はできました。

その後、ローバンドに出ると1.9MHzはお客さんが少なく、関東地方は雷雨とのことでした。1郡1町の額田郡は、1.9MHzと21MHz UPが積み残しになり、ボウリングでいうスプリット状態になってしまいました。