2021年9月20日 北海道アマチュア無線オンラインミーティング2021
北海道アマチュア無線オンラインミーティング2021で、サテライト通信移動運用についての講演とライブ配信(ハムテクニカルウェビナー)、この指とまれ(オンラインミーティング)の司会を担当しました。なお、録画禁止のため配信画像はここに掲載できません。ご了承ください。
構想では、函館市からライブ配信の予定だったところ、移動できなくなり愛知県からの配信に変更しました。途中で人が来ない場所として、周辺に民家が無い、十分な広さがある、管理人が常駐していないと思われる、有料ではない複数の駐車場がある、といった基準で場所を選定し、尾張旭市の城山公園に移動しました。
ライブ配信は十分に練習して臨んだつもりでしたが、チャットに多くの書き込みがあるのは想定外で、書き込み返信によりマイクがミュートになったのを気付かずに進行してしまったようです。大変失礼いたしました。それでも、臨場感はお伝えできたかと思います。ご参加いただき、ありがとうございました。
配信したRS-44では45QSO(CW 33、SSB 12)でした。
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Q&Aの例を以下に示します。
・衛星で、どのくらい遠くと交信できるのか
→RS-44で最長7,000kmくらい
エストニア、アラスカ、オーストラリアあたりまで。
・アンテナを傾けるために仰角ローテーターは必要か
→簡易的な運用では、仰角固定でもよい。
真上に向けて固定している例もある。
・送信固定、受信固定の違いは、
規則ではなくユーザーが自発的に決めたことなのか
→ドップラーによる周波数の変化を少なくするには、
理論上そうなるので、自発的にやっている。
・まず始めてみるには、どんなアンテナが良いか
→モービルアンテナで、長さ1mくらいのものが適している。
・紙ログはどうやって記入しているのか
→衛星では、おなじみ局に呼ばれることが多いので、
サフィックスだけ記録して、後で補完している。
時刻だけは記入が必須。
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その後、長さ4.5cmのホイップアンテナ(第一電波工業 SRH805S)でサテライトを運用し、XW-2Bで8QSO、XW-2Fで13QSOできました。またSSBでのQSOはNEWでした。やはり移動運用の方がノイズが少なく、ウインドウが広いため確率は上がります。
このアンテナはパワーを入れ過ぎると焼損するので(一度やらかしたw)、出力は5Wです。アルミ箔を巻いて、145MHz帯の衛星周波数でのSWRを下げるように調整しています。
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