2021年10月24日 静岡県2日目

朝練は、サテライトのリクエストが格別に多い駿東郡長泉町で開始しました。XW-2Fが使えなくなったため、午前5～6時台のサテライトはXW-2Bだけになりました。

前日、ホテルの駐車場でCAS-4Bを運用したので、深追いせずにXW-2Bの1パスだけにしました。健康公園の第4駐車場は早朝も開いていました。朝は7MHzが聞こえる気配も無く、ローバンドだけを運用して次に向かいました。

裾野市は広い平地が少なく、運用場所の確保が難しいところです。東側に箱根の山、西側に富士山があり、サテライトの低いパスには出られません。南側はそこそこ開けていて、南にLOSするパスは有利です。以前にも利用したことがある、長泉町との境界に近い、水窪神社の西側のグラウンドを利用しました。

ここは7MHz CWの需要が多いとみて、長めに運用しました。10MHzは8エリアしか聞こえませんでした。

三島市の市街地では運用場所が少なく、これまでは市の南端に近い浄化センターの周辺で運用していました。しかし、時間の都合で市街地で運用せざるを得ないので、東側だけが開けている市民体育館の駐車場でRS-44に出て、短時間で終了しました。

新東名の清水PAでRS-44に出た後、東名に入って焼津市の大井川河口の河川敷グラウンドに移動しました。焼津市は前日にも運用しており需要は少ないため、ここでCAS-4Aを運用した後、10分後に対岸の榛原郡吉田町でCAS-4Bを運用することにしました。

榛原郡はサテライトではレアなQTHで、吉田町の移動局も少ないのですが、もう一つの川根本町が山間部にあって、サテライトでは静岡県の最難関QTHであるため、需要が多いと予想しました。予想通り、CAS-4Bで1パス43QSOの大パイルになりました。

次のCAS-4Aを運用した後、北上して東名高速を越えた島田市に移動しました。駐車スペースは狭いですが堤防上でロケはFBです。ここでCAS-4Bだけを運用して、次の菊川市に向かいました。

菊川市の市街地は運用場所の確保が難しいので、南下して堤防上の行き止まりでのゲリラ運用でした。サテライトはXW-2B、CAS-4A、CAS-4Bの3パスで、合間の短時間で7MHzと3.5MHzを運用しました。

あとは東名高速に入り、磐田市の遠州豊田PAでサテライトとローバンドを運用しました。アイドリング中のトラックが多く、また北側に大規模商業施設があるためノイズが激しくて、CAS-4Aの終盤はループを見失いました。

夕食の後、浜松市東区の三方原PAで再びサテライトとローバンドへ。ここではアイドリング中のトラックが少なく、周辺に大規模商業施設等も見当たらないので、通行車両が無ければノイズはほぼありませんでした。

3.5MHzはパタパタノイズが出ていましたが、バンドスコープを見ると周波数が低い方が弱い感じだったので、3.509を使いました。

サテライトが昼間に来る貴重な週末を最大限に利用して、1日10か所（長泉町、裾野市、三島市、静岡市清水区、焼津市、吉田町、島田市、菊川市、磐田市、浜松市東区）でサテライトを運用しました。HFのハイバンド無しで、2日間で1,700QSOほどでした。このような運用が次にできるのは、12月の後半になります。