2021年12月11日 石川県1日目
石川県のサテライト移動局が少ない、ということで、2019年6月のRTTY弾丸ツアー以来、2年半ぶりに移動することにしました。
といっても南北に長い県で、能登方面に行くには時間がかかります。とりあえず1泊2日で行けるところまで予定を組みました。
金曜日の仕事を終えて、南端の加賀市まで3時間の激走です。昼間の激務のため、途中で運用する余裕はありません。加賀市のSAに到着すると、すぐに睡魔に襲われました。雪にも備えられる完全防寒セットを持ってきていましたが、11月並みの暖かさで出番は無く、雨対策だけが必要になりました。
サテライトはXWシリーズが2A以外は通常使用できないので、6時台のRS-44からの開始となります。しかも、この時期は午前5時台では3.5MHzが近距離スキップして国内交信が困難です。
雨の中、加賀市で1.9MHzと3.5MHzを運用した後、続く小松市もPAで運用しました。小松市はサテライトのリクエストが多かったところですが、PAは西側のロケが良く、低いRS-44で大部分は埋まりました。
この後、少し時間が空いてJO-97とTO-108の時間です。JO-97は終盤で弱くなり、TO-108は間欠運用でQSO数が増やせないので、複数回運用して対応することになります。どこで運用するかをいろいろと検討しましたが、ここで一気に能越道経由で七尾市に入り、そこから西に向かうことを考えました。七尾市の運用場所は、能越県境PAの石川県側です。このルートならば信号が無く、渋滞の心配はありません。ノンストップで100km以上を移動し、次のTO-108に間に合いました。七尾市で運用している途中で雨は止みました。
HFのコンディションが非常に悪く、7MHzはある程度聞こえる時間帯があっても、10MHz UPは8エリアや6エリアと交信することすら困難でした。
午後からは、某局がD-STARに出られるとみて、中能登430のレピータに近い、道の駅の駐車場でHFを運用しながら待機しました。そしてパイルが薄まった頃を見計らってコールサイン指定で呼ぶと、応答していただけました。
14時台のCAS-4A/4Bは非常に低いので、とりあえず今回の移動で最もリクエストが多かった羽咋市で運用することにしました。南側に山があり、サテライトの低いパス自体が難しい場所です。そこで邑知潟大橋の南西側の土手を確保しました。ここなら西側は仰角0°近くまで見えますし、東側もそこそこです。CAS-4AはMEL 5°しかなく、SSBに出たところでOFFになってしまいましたが、次のCAS-4Bで無事に確保できました。
再び中能登町に戻って、文崎墓地公園でローバンドと16時台のサテライトに出ました。以前、カルチャーセンターの駐車場で運用したことがありますが、周囲に建物があるため、場所を変えました。
17時過ぎに再び羽咋市の邑知潟大橋に戻り、ローバンドとサテライトを運用しました。19時近くになると3.5MHzが近距離スキップしたのでこれで打ち止め、夕食の後、宿がある かほく市に向かう途中の高松PAでCAS-4Bだけ運用しました。
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