2022年4月30日 北海道3日目
前日、洞爺湖町の某公園で運用できるかを確認したところ、西側に高い山がありサテライトの運用には適していませんでした。
洞爺湖町の市街地で周囲が開けた場所が見当たらず、サテライトの時間になってしまったので、とりあえず月浦運動公園の駐車場で店開きしました。この場所も西側に山があり、CAS-4BなどはLOSが遅くてもったいないと思っていたところ、複数パスを運用して何とか行き渡りました。
後で気づいたのですが、北上して道の駅とうや湖付近で運用していれば、周囲が開けていて何も困ることはありませんでした。この道の駅では2011年12月の真冬に運用したことがあり、地面がガチガチに凍ってサテライトの三脚が地面を滑っていたことを思い出します。
洞爺湖町から喜茂別町へは30kmほどの距離があります。喜茂別町は広い平地が無く、北海道でサテライトの運用が難しい市町村ランキング上位になります。南側が開けている喜茂別町民公園で運用したところ、乾燥した風で静電気が発生しやすい状況もあって、サテライトの430MHzダウンリンクも含めた全バンドでノイズレベルが高く、サテライトもハイバンドも受信にかなり苦労しました。ここは運用してはいけない場所のブラックリストに入れておきます。
いずれにせよ、この日はハイバンドのオープンが無く、電離層反射は18MHz止まりでした。隣の留寿都村サテライトのリクエストがあり、昼休み前に道の駅の裏の公園で短時間運用しました。
午後はサテライトのリクエストが多かった真狩村で3時間の滞在です。移動の途中、強風で畑の土が巻き上げられて砂嵐になり、最も厳しい時には2台前の車が見えないほどでした。車の中もザラザラになってきました。畑から離れた場所で場所を探したところ、北側に超巨大な羊蹄山があり、山に近い場所ではサテライトの運用に影響がありそうです。結局、住宅地にある真狩河川公園の駐車場で運用しました。
ハイバンドが開けないため空振りCQが多く、強風の中、7MHzと10MHzを中心に回してひたすら耐える展開になりました。夕方になって砂嵐ノイズは弱まってきて、18時台のFO-29を豊浦ICの近くで運用してから長万部町の あやめ公園に移動し、レアな長万部町ローバンドを運用しました。ローバンドのコンディションは前日ほどは良くありませんでした。
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コメント
1.9MHz室蘭市のサービスありがとうございました。
北海道の大遠征移動お気を付けて下さい。
投稿: JA3PRD | 2022年5月 1日 (日) 06:40