2022年5月7日 北海道10日目
雨竜郡(空知)の3町と深川市で運用する予定の日です。北竜町は2番目に設定しており、この時間帯は使える衛星が少ないため、午前4時台のCAS-4Bを北竜町の道の駅の裏で臨時に運用しました。
この日の最低気温は7℃で、風も無く冷え込みは感じませんでした。気温だけ見ると寒そうなのですが、体が寒さに慣れてしまっています。北竜町の道の駅は駐車場が広く、誰もいない場所を確保できたので夜は静かに過ごせました。ただし、この場所から24時間営業のコンビニまで10kmほど離れていることが分かり、朝食は前日に確保しておきました。今年で14年目になる8エリア大移動、初期の頃は現地でこういった情報を得ることが困難でした。
朝5時台からは、サテライトで特に需要が多かった沼田町の農村公園野球場で運用しました。この辺りは遠くに雪山があり、西から上がってくるパスはAOSが遅くなります。しかし、雪山で反射するパスがあるようで、AOS直後にダウンリンクが聞こえてくることがあります。
早朝営業なのでローバンドでできる所を確実に押さえて、サテライトの時間に合わせて次に向かいます。
北竜町は、以前にも運用したことがある筑紫橋の北西側の堤防上で運用しました。ハイバンドは、やはりEスポの気配が無く、国内の電離層反射は18MHzあたりが限界です。DX局も休日になったようで何局か呼ばれました。ただし、7MHzは比較的安定しており、10MHzや14MHzも今日が休日にあたる方が多いためか、パイルアップがそれなりに続きました。
秩父別町は、道の駅の東側の、陸上競技場に面した駐車場で運用しました。一応、道の駅第二駐車場となっていますが、樹木の管理をする方が通行される程度で人の気配が無く、南側は陸上競技場でロケが全開なのでサテライトの運用に適しています。ここでもやはり、Eスポ発生は無く、10MHzと14MHzで長めに時間をとって局数を稼ぐことに専念しました。
深川市は、今まではアクセスが便利な道の駅で運用することが多かったところ、今回はロケーション重視で石狩川の河川敷の石狩緑地で運用しました。広い駐車場に、サッカーをする人たちの車が数台停まっていましたが、到着してしばらくすると雨が降り始めて、やがて車は1台もいなくなりました。
イオノグラムを見てもEスポの気配はありませんでした。しかし、21MHz UPは完全な空振りではなく、時々浮いてきて特定のエリアが聞こえるようになりました。また、18MHzの近距離がある程度開けていたのでQSO数が増えて、17時を終了時点で1日1,000QSOを超えていました。最後は7MHzか10MHzで運用を終えてTUの連呼を聞きたいと思っていましたが、各バンドでポツポツと呼ばれたために28MHzまで上がったタイミングで17時になり、TUを打っていただいたことが確認できたのは1局だけでした Hi
帰りは、19時台のFO-99を狙って、サテライトの需要が多い夕張郡をピンポイントで運用することを考えました。長沼町の、道の駅マオイの丘公園が高速道路に隣接していてアクセスが良く、ロケーションも南側が開けているようなのでここに決定、岩見沢ICで下りて一般道をショートカットして到着しました。また、D-STARの千歳430が使えて、ありがとうコールができることも決め手になりました。
大雨でアンテナの制御が難しい中、FO-99は猛烈なパイルになり、1パス35QSOで需要を満たすことができました。
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