2022年8月14日 北海道4日目

この日は樺戸郡の3町と、前回の移動で通過はしたけれど運用しなかった奈井江町・上砂川町の5か所で予定を組みました。特に、上砂川町は8エリア屈指の秘境でサテライトの運用が難しいため、夕方の高仰角パスに合わせています。

岩見沢市に宿泊して、最初の移動地である月形町まで約20kmの移動になり、開始を6時に設定しました。皆楽公園はキャンプの人でいっぱいだったので、東側に1kmほど離れた石狩川の堤防上で運用しました。ここならサテライトはほぼ0°まで確保できます。

朝1番ということで、ハイバンドは14MHzまでで深追いしませんでした。しかし、14MHzが50局以上のパイルになり、ハイバンドのコンディションは良さそうです。1日5か所の運用となると、1か所当たり1時間45分程度に収めなければならないので、早朝で7MHzのコンディションが良い時にQSO数が増えると他のバンドに行く時間が無くなります。

浦臼町は、ふるさと公園野球場の周辺が期待外れのロケで、浦臼沼の北側の堤防上で運用しました。時々、白黒カーも含めて車両の通行がありましたが、通行の妨げになることは無いので問題ありません。制限時間は2時間弱しかありません。ここでも14MHzが好調で大パイルになり、残念ながら18MHzで打ち切りになりました。

新十津川町に向かう途中、道の駅つるぬまの付近で大渋滞を察知したので、農道に迂回して石狩川の堤防道路方面から北上し、新十津川町に入ったところの堤防上で運用しました。結局、樺戸郡の3町は全て堤防上で運用しました。ここでは、にわか雨が降りました。風が無風だったため車内に浸水することはなく、通常通り運用しました。昼休み時間帯でコンディションは先の2町より落ち気味でした。しかし時間の都合で21MHzで打ち切りになりました。

奈井江町は、石狩川を渡ってすぐの堤防上で運用しました。ここも安全確実な堤防上運用です。サテライトで使えるパスがCAS-4BのMEL 6°とRS-44しか無かったので、CAS-4BでLOS際の魔術が炸裂し24QSOを確保しました。昼過ぎで7MHzや10MHzが枯れており、早回りで28MHzまで行けました。28MHzは4エリアを中心に5QSOでした。

上砂川町は山間部の秘境なので、サテライトのパスに合わせて南側が少しでも開けた場所を確保する必要があります。上砂川駅（廃駅）の前の広場で運用しました。ここならば西パスはとりあえず運用できます。サテライトはRS-44がすごいパイルで、秘境で時間が短い中1パス61QSOできました。HFも需要が多いとみて、7MHzと10MHzを複数回巡回してみたものの、コンディションがイマイチでした。サテライトはFO-29とXW-2Cでダメ押しができて、7MHzで粘ってQSO数は確保しました。この後、占冠村まで2時間近くの移動になり、食事と入浴、翌日の朝食確保を早めに済ませなければならないので、18:15で終了としました。