144/430/1200MHz 3波同時受信
入賞は狙っておらず、紙の賞状をもらいたくないので、チェックログで出します。CQは1200MHz CWしか出していません。
目的は、「出ている局を簡単に見つけて、楽に交信する」ことです。そこで、144/430/1200MHzの3バンドで同時受信できる設備を構築しました。最初はID-52の2波受信も使っていましたが、操作性や出力で難があるので、スペクトラムスコープを3画面使用した構成に落ち着きました。
上段のIC-705は、144/430MHzのモビホ+デュープレクサに接続した受信専用。下段のIC-9700は、144/430/1200MHzのモビホ+トリプレクサに接続し、送信は全てこちらで行います。
送信時の電鍵・マイク切替えは不要で、フルパワーで送信できます。サテライトもこのままの状態で運用できます。
モービルホイップは、2系統を設置しました。
144/430MHzのモビホは、南東側のベランダ手すりに取り付けています。北西側は建物の陰で聞こえません。
144/430/1200MHzのモビホは、長さ4mの伸縮物干し竿を使って、ベランダから上方に突き出しています。伸縮物干し竿の下部は、水道塩ビパイプ異径ジョイントを使って旗立てコンクリート台に差し込み、途中を物干し竿受けにUボルトで固定しています。こちらは運用時のみ設置しています。
強風時は伸縮物干し竿が立てられないので、ベランダ手すり基台に144/430/1200MHzのモビホ1本で使用します。
モビホと基台を2系統、デュープレクサーとトリプレクサーの両方を揃えて、オーバースペックになるのでは? と最初は疑問だったのですが、やってみると非常に使いやすく快適でした。
不満な点としては、430CW/430FM/1200 のような設定ができないのと(IC-705をID-52に置き換えると、FM/DVの2波同時受信は可能)、伸縮物干し竿の強度の関係で5D-FBを使っているため1200MHzのケーブルロスがあることです。
今後、HF/50MHzのアンテナ+IC-7300、およびIC-905が追加されて、5画面になるかもしれません。電鍵・マイクの切替えをどうするかが課題になります。
なお、常置場所の1200MHz(出力10W運用)は、今回が初めてでした。09、19、21県とQSOできており、他のコンテストでも結構QSOできるのではないかと期待しています。
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コメント
当方はクラブ局で参加をしていました。まさか1200MHzで,しかも「/2」のつかない固定局の貴局の信号を聞いたときは,幻かと思いました。笑 また,よろしくお願いします。
de JA2ZDU/2
投稿: JR2NTC | 2022年11月11日 (金) 22:43
西側に建物があり、1200MHzでQSOできたのはこちらも驚きでした。TNX
投稿: JO2ASQ | 2022年11月12日 (土) 12:25