2023年5月2日 北海道5日目
晴天で、明け方は冷え込みました。といっても6℃で、例年より気温は高めです。天気予報では数日後に7月並みの気温になるとも言っていました。この時期の過去の移動でも、内陸でフェーン現象により最高気温が30℃近くになったことがあるので、夏物の衣料は最小限で持ってきています。
北広島市は住宅地が多く、運用場所の確保は少し手間取りました。広島工業団地の公園にはトイレもあり、人も少なくて(平日なので樹木の手入れ作業が行われていました)、南西側が開けていてFBでした。しかし、コンディションが前日よりもさらに低下し、稚内のイオノグラムのF層臨界周波数が7MHzを下回る状態になっていました。これでは10MHzで7エリアと交信することも困難で、1日1,000QSOできる時の半分ほどのレートです。一応、ハイバンドは札幌市や小樽市から呼ばれるので出ていますが、時間が余るので仕方なく出ているという本音もあります。午前8時台に3.5MHzの電離層反射で交信できてしまいました。
昼間は気温がかなり上昇し、いつも利用している白石区の川下公園の東側のグラウンドでは、バーベキューやパークゴルフの人で大賑わいでした。いわゆる裏の駐車場で、主要施設から離れた方向でとりあえず空きスペースを確保しました。昼過ぎになってもコンディションはあがらず、14MHzで既に西日本限定、18MHzでは数字上は2~3分に1局、という状態になってきました。
豊平区も運用場所の確保が難しい区で、初めて利用する月寒公園に行ってみると、駐車場が9割ほど埋まっていました。とりあえず空いた所に入り、しばらくまってサテライトのアンテナを展開できる駐車枠が空いたのでそちらに移動し、CAS-4Bには間に合いました。その後、目立たない場所で釣竿を立ててHFを運用し、再び、隣が空いている駐車枠に移動してCAS-4Bの2便目を運用しました。南西側が開けていてCAS-4Bのパスには良かったものの、他の方向はイマイチかもしれません。また都心部のため10MHzなどはノイズがありました。それにしてもHFのコンディションが上がらず、モチベーションが上がりにくい展開になりました。あと、D-STARの某局追っかけは、札幌430の利用者が多く、タイミングを逃しました。石狩430は空いているので、石狩430が使える場所に行って呼び倒した方が良かったかと思われます。
西区の農試公園も駐車場がかなり埋まっていて、とりあえず空きスペースでCAS-4Bに出たところ、LOS方向に高い木があって途中で聞こえなくなってしまいました。夕方になると14MHzで2エリアあたりが強力に聞こえるようになりました。しかしハイバンドの上積みはほぼ無しで、実態は札幌市各局向けのハイバンドサービスになりました。この日の札幌を逃すと、最終日まで暖かい食事が確保できない可能性があるので、19時に終了して栄養補給と温泉で休養に努めました。
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