2023年8月10~11日 北海道1~2日目
夏の8エリア大移動は、羅臼町・別海町・根室市あたりの需要が多いとみて、道東方面を組みました。自分の車で行く場合、苫小牧か小樽発着になるので、そこから道東に行くには途中の運用無しでも1日かかるので、長期間の休みしか行けないためです。
最初の運用地点は苫小牧市にしました。以前にも運用したことがある勇払マリーナです。ここは市街地で、野生動物が出る心配は無く、トイレ・自販機もあります。北海道とは思えないような夏の暑さで、一応、暑さ対策の半袖の服と、寒さ対策の長袖の服をそれぞれ日数と同じ数だけ持ってきています。今回は全日程で半袖でいけそうな感じです。
21時過ぎの運用で、ハイバンド早回りでは実質21MHz止まりでした。4月末の移動では14MHzでも困難なことがあるので、そこそこの出来でしょう。
夏休みで、どこに行ってもキャンピングカーやバイクの集団を見かけて、中には騒がしい方々もいるので、今回の移動では、道の駅に極力近づかないようなルート編成にしました。
夕張市は山間部の秘境です。以前、山の上で運用しようとしたところ、明らかに野生動物の形跡があって逃げ帰ってきたので、今回は市街地にある沼ノ沢駅跡の駐車場で運用しました。伝搬は18MHzまではそこそこ開けていて、2エリアが24MHzで聞こえたのがピークでした。本格的なEスポで無いとしても、やはり4月末の移動とは違ってハイバンドはよく聞こえます。ただし、今回は使える衛星が少なく、サテライトのQSO数がこれまでの移動と比較すると激減するので、1日1,000QSOは非常に困難と思われます。
30℃を超える猛暑の中、占冠村の道の駅の北1km付近にある、誰もいない野球場の空き地で運用しました。道東道が非常に混雑しており、ここでの運用も7~14MHz限定の短時間になりました。
南富良野町は落合ふれあい広場の隣の空き地で、某局とコラボ運用でした。南側に山がある秘境で、サテライトの1パス目のRS-44はやや苦戦したものの、2パス目のFO-29の終盤は空振り連発になりました。ここでは国分寺が赤くなっていたので50MHzから下がっていく作戦に出たところ、50MHzでは電離層反射は無かったものの、28MHzで13QSOできて、そこから下がっていく間にコンディションが下がって10MHzでも不安定な感じになりました。
中札内村までは高速道路を90kmの移動でした。中札内ICの隣にある休憩施設を目指してひたすら走ります。到着とほぼ同時にFO-29が来て、AOSから3分ほど遅れて何とか出られました。その後のCAS-4BとCAS-4AはONになりませんでした。ここでは本格的なEスポで50MHzでは16QSOできました。台風接近に伴い、予定していたフェリーは運休する可能性が考えられ、帰りの足を確保しなければならないため、予定通り18:30に終了して、帰りのルートの調査検討を行いました。
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