2023年8月12日 北海道3日目

今回の大移動では、サテライトの需要が特に多い置戸町・訓子府町を予定に入れたかったのですが、その周辺は昨年も一昨年も運用しているので、この日は正直なところ、移動の手間が少なそうな場所の「つなぎ」です。

音更町は人口が多いため、帯広市に隣接する地域は住宅密集地で、運用場所の確保が困難です。昨年と同じ、希望が丘運動公園で運用しました。この町も何回か運用していますが、人口は多いはずなのに、毎回結構なパイルになります。ハイバンドが21MHzまで開けていて、3時間近くの持ち時間を消費してしまいました。

幕別町は昨年のスマイルパークも考えてみたものの、次の移動を考えて東側に寄せることを考え、幕別運動公園で運用しました。ここにはBBQ場があり、さすがにお盆の昼間では利用する人はいませんでした。サテライトの合間の短時間運用のつもりが、28MHzまで開けていて時間ギリギリまで引っ張られました。時間があれば50MHzも出来たでしょう。

池田町も河川敷にある池田河川パークで運用しました。ここは1時間に1回、爆発音がするので驚きました。野生動物対策なのか、理由はよく分かりませんでした。ここもFO-29の合間の100分運用で早回りして、28MHｚまでは弱いオープン、50MHzはカスカスで2QSOできました。

本別町も以前に利用したことがある河川運動公園で運用しました。簡単に移動しているように見えるかもしれませんが、池田町→本別町は高速道路も使って34kmの移動になります。ここはFO-29がMEL10°の西パスなので、AOS方向が開けたピンポイントの場所を確保しました。夕方になってハイバンドのコンディションが上がり、予定を1時間以上延長して28MHzまで上がった所で終了になりました。この後、北見市までは移動に2時間かかるので、この延長は結構ギリギリの選択でした。

北海道の都市部以外では、夜になると食事・物の入手・入浴などの選択肢が極端に少なくなり、野生動物の飛び出しがあって必要以上にスピードを出せないため、夜間の長距離移動では無理が利きません。