2024年1月7日 熊本県3日目
この日はサテライトの需要がとりわけ多い地域で、秘境で運用自体が難しい上、RS-44やFO-29は一つも落とせない所が連発です。
朝の気温は-2℃で、車や芝生に霜が降りて白くなっていました。菊陽町の菊陽杉並木公園さんさん に行くと、早朝のため閉門されていました。周辺道路の路肩でとりあえず店開きするも、1.9MHzのノイズがS9+で使い物にならず、周辺に民家が無い別の場所に移動しました。結果として、1.9MHzが特に好調で18QSOもできてしまい、北側が開けている場所を確保できてRS-44が最後まで粘れました。
大津町は運動公園の広い駐車場で運用しました。場所としては申し分ありません。最近、RS-44が非常に弱いことが多く、このパスも仰角が高い割に聞こえなくて苦労しましたが、終盤の浮きで何とかSSBを確保できました。10MHz CWが大パイルになりました。
5日に下見しておいた南小国町の山村広場に移動し、まず北東側が開けた高台で低いFO-29を攻略しました。さすがに終盤はLOSが早かったものの、SSBまで十分に回りました。小国町は以前にも利用したことがある、道の駅の南側の公園駐車場で運用しました。南小国町と小国町の両方にサテライトを分配するため、ここで13時台のFO-29を運用し、14時台のAO-73は南小国町に戻り、15時台のFO-29は小国町に戻りました。
実際は、午後からHFの伝搬のコンディションが非常に悪く、F層の臨界周波数が早々と10MHzを下回ってしまい、7MHzもパッとせず出られるバンドが無くなってしまい、サテライトに全振りしました。
菊池市の5日と同じ場所に戻り、10MHzから1.9MHzに下がっていきましたが、5日に既に多くのQSOをしていることと、ローバンドもコンディションが悪いようでCQ空振り連発でした。
20時台のRS-44は、菊陽町か大津町で失敗した場合の予備に取ってありました。両方とも成功したので最も近い熊本市北区で運用することにしました。かつて、鹿本郡植木町だった時に来たことがある、吉松スポーツ公園ならば低いパスで運用できることが分かっていました。しかし、早朝とは違ってローバンドが枯れており、1.9MHzで10分間CQを出して、昼間でも交信できる34県某局の1QSOのみという、もはや罰ゲーム状態のため、RS-44とJO-97が来る前にローバンドを片付けてしまいました。
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