2024年4月25~26日 北海道1・2日目
8エリア大移動は、今年で16年目になりました。
昨年夏の移動では、台風の影響で終了が繰り上げになり、根室から苫小牧に向かう途中で運用できず、さらに途中でRS-44の停波があったため、その穴埋めになります。
サテライト根室市が地理的に最も難しいと思われるので、根室市が休日に当たるように予定を組みました。苫小牧から根室へはノンストップ運転で7時間ほどで行けますが、途中の運用も考慮すると(到着日は車中泊として)帯広と釧路で宿泊することになり、北海道上陸から4日目に根室市に到着することになります。
毎年、名古屋の最高気温25℃に慣れた状態から、0℃近い気温での車中泊に耐えられるかがネタになります。当然、防寒具は万全の体制で持って行きます。ところが、今年は到着時の気温が12℃で、これまでで最も高い気温でした。フェリーは予定より少し早く到着し、21時台のサテライトで むかわ町の たんぽぽ公園に間に合いました。冬物の肌着を着ていたので、予想外の暑さのため上着なしで運用していました。
翌朝5時のRS-44から再開し、ハイバンド巡回の用意をしました。正規伝搬で14MHzは強いものの、18MHz UPが不調で、さらに むかわ町サテライトは3パス運用して需要を満たしたため、次のRS-44は日高町の富川さるがわせせらぎ公園で運用しました。ここは北海道の形の公園として有名なのですが、地上から見ると形が分かりませんでした。
新冠町は、以前にも運用したことがある大狩部御野立所公園で運用しました。高台にある公園で南側は海に面しており、MEL 3°のRS-44狙いでした。JO-97を2パス出るため、HFはその間の100分間の運用です。やはり14MHzは激強で18MHzはカスカスになり、ハイバンドは空振りで時間を持て余しました。
昼間は気温が上がり、冬物衣料では暑くて変な汗が出てくる状態になりました。天気予報を見ると、翌日の帯広の最高気温が30℃と出ていました。もちろん名古屋よりも湿度が低いので、暑さの質が違いますが、半袖は持ってこなかったので、対応に困るところです。
日高町の富川さるがわせせらぎ公園に戻ってHFとサテライトを運用し、全く気配の無い18MHz UPも形だけ流して、AO-73の2パス目に合わせて平取町の平取親水公園の東側の駐車場に移動しました。14時台のAO-73から17時台のRS-44まで3時間近くの間があり、暑さで頭がボーッとする中、ハイバンドも開けていない状態で何とか場をつなぎました。この後は、帯広市まで2.5時間かかるので、17時台のRS-44で完全終了しました。
平取町から占冠ICまでの間は、野生動物出没区間なので明るいうちに通過しておきたいところです。やはり、鹿に2回遭遇しました。これが飛び出してくる恐怖は、なかなか文章で書けません。とにかく制限速度未満で走る、に尽きます。帯広に着くと、夜なのに気温が20℃近くあり、ホテルは冷房になっていました。暑さで温度感覚がおかしくなり、夏物現地調達に行く元気もありませんでした。
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