2024年5月2日 北海道8日目

紋別市から名寄市に移動する途中の4市町村で運用する日です。ちなみに、名寄市には本格的な商店街や繁華街があり、最初に来た時（2009年の第1回）には驚きました。今回の大移動で最後の宿泊です。

興部町は前日と同じ、沙留（さるる）漁港で運用しました。ホタテの香りと、カモメの大群は佐呂間町の運用場所と同様で、それほど強烈ではありませんでした。朝早い時間なのでハイバンドはもともと期待していないといっても、今日も厳しそうです。「日中の7MHzはカスカス、10MHzと14MHzは大パイル、18MHzは西日本からポツポツと呼ばれる、21MHzは6エリア限定、24MHzと28MHzは無感」の、21MHzで4・5エリアが時々聞こえるか、という状態です。

国道沿いに熊出没注意の看板が立っており、ここからの運用場所は、市街地の公園を選択せざるを得ません。西興部村は、道の駅の東側にあり以前にも利用したことがある、いこいの森公園で運用しました。駐車場とトイレが近接しているのと、撮り鉄の方がよく来られるため駐車場所の確保には配慮が必要です。

太陽活動が活発すぎて悪さをしているようで、21MHzでQSOできなかったため24と28MHzは棄権という事態が発生しました。7MHzも近距離しか聞こえず、空振り連発の寂しい2時間でした。朝の気温は3℃、昼間の気温は20℃近くになり、体調がおかしくなってきました。

下川町の桜ヶ丘公園には広い駐車場が2か所、野球場・パークゴルフ場側と、アスレチック広場側があります。前回は野球場・パークゴルフ場で運用したところ、南側に木があってサテライトに影響するので、今回はアスレチック広場側を利用しました。ただし、こちら側はトイレが昼間しか使えません。

電離層の情報を見ながらハイバンド巡回をしてみるも、ここでも21MHzがほぼ全滅で、海外のJCC/Gハンターが呼んでくるかもしれないと一応24MHzと28MHzにも出てみるも空振りで、サテライトの都合で3時間近く滞在したにもかかわらず、QSO数はかなり残念な結果になりました。

名寄市も前回利用した名寄公園の野球場側の駐車場で運用しました。花見と思われる人が数名いらっしゃったのですが、平日であり、さすがに野球場の奥までは入ってこないので、運用場所としては好適でした。夕方になるとイオノグラムが良い形にはなってくるものの、実際のコンディションは昼間よりも悪化して、21MHzは聞こえないので24と28MHzはここでも棄権、7MHzだけは絶好調で、最後は10MHzもフェードアウトして、体調面の不安もありローバンドに出ることなく終了しました。