2024年5月1日 北海道7日目
佐呂間町の道の駅で目が覚めると、今回の移動で最も厳しい冷え込みを感じました。道の駅に近い富武士漁港の北端で運用しました。
気温こそ4℃前後ですが、風もあって体感気温は低く、5時台のRS-44の運用中には白いモノが舞っていました。白いモノといっても、カモメの大群が落としていくアレではありません(笑)。この漁港はホタテの加工施設があり、貝殻が大量に置かれているため、ホタテの磯の香りが車内にも充満して、昼過ぎまで残っていました。伝搬の方は「日中の7MHzはカスカス、10MHzと14MHzは大パイル、18MHzは西日本からポツポツと呼ばれる、21MHzは6エリア限定、24MHzと28MHzは無感」から全く変化がありません。
湧別町は、道の駅の隣の百年記念公園で運用しました。この町はチューリップが特産で、プランターに植えてあるチューリップは綺麗に咲いていたものの、花畑はまだ開花しておらず、5月1日から何かしらの祭りを開催しているようですが、観光客はいませんでした。
8時台に7MHzと10MHzを運用すると、電離層がほぼ消えてしまい、交信が困難になりました。電離層データを見ると太陽フレアによるデリンジャー現象が発生していました。近くのホームセンターが9時から営業していたので、9時から中断に入り、その間に食料などを仕入れることにしました。再開後は普通のコンディションに戻りました。あくまでも普通であって、それ以上の上乗せはありませんでした。
遠軽町は以前も利用したことがある えんがる湧別川球技場の外れの空き地で運用しました。休日はサッカーの人で結構にぎわうはずですが、今日は平日で芝の手入れをする人以外は誰もいませんでした。ここでもやはり、伝搬のコンディションは変わらず、サテライトのパスの合間に90分の持ち時間で7~28MHzを巡回し、24MHzと28MHzは0QSOに終わる、初日からずっと続いているパターンで終了しました。
紋別市の運用場所はいくつか考えられますが、この後の興部町への移動を容易にするため渚滑川の河川敷で運用しました。この手の場所は、雪解けによる増水と、野生動物の出没に注意が必要です。市街地の隣なので野生動物の出没は無いでしょう(それでも、猫の飛び出しはありました)。HFはまたしても同じパターンなので、18時30分からの30分でローバンドではなく7~21MHzを早回りしたところ、この巡回が今回の大移動で最も強力でした。この後のRS-44を興部町で運用するため時間切れになってしまい、もし24MHzも運用したら40県とはQSOできたかもしれません。
19時台のRS-44は興部町の沙留漁港で運用しました。ここもホタテの香りがしますが、佐呂間町ほど強烈ではありませんでした。夜は気温が3℃になり、あまりにも寒いのでHFは翌日に持ち越しになりました。
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