2024年5月26日 北設楽郡設楽町ほか
使える衛星が少なく、1日3か所程度しか運用できないため、サテライトの需要が多い秘境の北設楽郡設楽町・豊根村・下伊那郡根羽村を茶臼山高原道路を使って一筆書きで回る計画を立てました。ところが…
朝の衛星が実質09:21のJO-97で、その次のJO-97が低すぎて山では運用困難なため、さらにその次は12:40の低いAO-73、14時台にAO-73とRS-44の連続パスがあり、16時台のRS-44で本日のサテライトは終了、という状態です。ただでさえ難易度が高いJO-97が実質1パスしか使えない悪条件です。
設楽町は2012年10月以来の移動となる面ノ木園地で運用しました。前回移動時に、トイレが衛生的にも構造力学的にも危険な状態でしたが、立て替えられていました。北側と西側は山なので、V/UHFは東ビーム固定になります。本格的なEスポの気配は無く、24MHzと28MHzは電離層反射が無いため、144~1200MHzの地上波で午前中の空き時間を埋めました。HFは磁気嵐のようで今回もハイバンドは絶不調でした。
豊根村の茶臼山に行こうとすると、山頂で芝桜まつりが開催されており、山頂に近付くと2km以上の渋滞がありました。全く動く気配が無いため、引き返して やまなみパーキングエリアで運用することにしました。東側しか開けておらず、木に囲まれていて衛星が見える時間も短いですが、渋滞で他に行ける場所が無いため、ここで14時台のサテライトも運用することにしました。
HFは前の週と同様、空振りというか修行というか…。一応、天竜区や多治見市はハイバンドが届くので全くQSOできないわけではなく、それ以上呼ばれないと分かっていながらも、とりあえずハイバンドは巡回しました。144~1200MHzを15:30まで運用しても渋滞が解消されず、根羽村の山頂付近には行けない状態が続き、つぐ高原グリーンパークから北上して、根羽村の中心部の高台(といっても全方向が山に囲まれている)のトレーニングセンターに移動しました。
高仰角RS-44の一発勝負でしたが、何とかSSBは確保。その後、144~1200MHzは富士山方面が山でブロックされて厳しいようで、北東の飯田方面に向けると、うまく抜けました。ハイバンドは全然パイルにならなくて、とりあえず巡回して終わり。日没が遅くなったため、18時を過ぎてもローバンドの浮上は厳しく、19時の終了宣言時点でも車内灯を使うことなく終了しました。
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