2024年5月19日 第3回浜松市新区祭り
8エリア大移動の次の週は、冬タイヤを夏タイヤに交換するため移動運用はお休みです。その後の週に浜松市新区でのEスポ狙いをずっと待っていました。
ところが、ご存知の通り、最近は太陽フレア・磁気嵐で電離層の状態が良く無いため、ダメな場合は早上がりすることも考えていました。
浜名区は、1月1日に某局が運用していた奥浜名湖展望公園を予定していたところ、行く途中で予報よりも早く雨が降り始め、地面がドロドロになるのも困るので、いつもの天竜川河川敷(浜北清掃センターの前)にしました。
朝から断続的に大粒の雨が降っていたため、HF帯のアンテナはバンド切替えで車外に出る必要があるギボシダイポールではなく、長さ30m程度のロングワイヤーにしました。この程度のアンテナで、スキャッターが十分に拾えることは実証済みです(単なる経験則ではなく、シミュレーションで指向性・利得を計算しています)。
心配していた通り、磁気嵐が発生しておりEスポの気配どころか、10MHzの近距離QSOすら困難になってきました。7MHzや10MHzは1月の正規伝搬で近距離QSOは容易にできたので、仮に聞こえたとしても需要が少なく、CQ空振り連発です。午前中は6エリアが28MHzまで拾えただけで、50MHzの電離層反射は無く、QSOレートとしては現行の空中線電力50Wの移動運用システムにしてから最低値を記録したと思われます。SSN=0だった頃、冬季に14時頃を過ぎると7MHz UPの近距離伝搬が無くなる、という状態を経験していますが、それよりさらに厳しい状態です。
大粒の雨ですが、地面が水浸しになるほどではなかったため、河川敷は野球やサッカーの人で結構混雑していました。中央区は、旧・東区では東側があまり開けていないので、旧・東区と旧・南区の境界より少し南側の河川敷で運用しました。ここはFB NEWSにも書いた通り、天気が良ければ富士山が見える場所です。しかし、雨で視界が悪く、富士山は確認できませんでした。
午後は8エリアしかEスポの効果が無く、とりあえず8エリアだけ28MHzまで確保しました。15時頃からは7MHzも10MHzも非常に悪い状態で、RTTYで7MHzを確保するのが何とか、という時間帯もありました。19時終了予定だったところを17時終了に繰り上げ、雨も強くなったため最後は3.5MHzで締めました。
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