2024年12月27日 九州2日目
長距離運転の後では全身筋肉痛になるので、車中泊ではなく延岡市のホテルに泊まりました。ところが前日頑張りすぎて日之影町まで遠征したため、日之影町から延岡市まで37km、延岡市から高千穂町まで47kmの移動になり、早朝から長距離運転になりました。
高千穂町は総合公園で運用しました。北側に山があるものの、それほど秘境ではなく、5時台のRS-44西パスに朝食前に間に合って保険QSOができました。午前5時台ではHF帯のパスが無いので朝食休憩にして、6時台から運用を開始しました。
7~14MHzは近距離が良い感じで開けるものの、18MHzは8エリア限定、21MHz UPはたまに強力な局が浮いてくる、という状態で、昼間は7MHzが厳しくなるいつものパターンでした。この日は仕事納めの方も多いようで、パイルは薄めでした。
日本でも屈指の秘境と思われる椎葉村での運用です。とにかく平地がありません。調査の結果、松尾の大イチョウ公園という山の上の公園であれば東側が開けていることが分かりました。ところが、道路が至る所で工事中で、諸塚村に向かう国道327号が通行止めになっており、生活道路に迂回するようになっていました。この生活道路は離合困難な場所や急斜面が多く、普通自動車でも大型の車では通行がかなり厳しい状況です。
松尾の大イチョウも急斜面のヘアピンカーブを何段も上がった所にあります。山頂付近はトイレ、東屋が整備されています。椎葉村に移動する途中で通行止めの案内が何か所も出ており、運転中にメモを取らなかったので現地で調査してみたところ、椎葉村から熊本県方面に向かう国道265号と、美郷町から椎葉村に向かう国道388号と446号の重複区間が通行止めになっていました。(後で調べたところ、県道142号は使える可能性があるようですが、現地では通行可否の情報が無く、通行できない場合に最悪の事態になるため止めました。)
いずれにせよ、椎葉村内の迂回路を夜間に通行することは避けたいため、椎葉村の夜の部は中止することにしました。東側が開けている場所で、14時台のAO-73とRS-44が椎葉村で出られるので、サテライトはそこで埋めることにしました。RS-44はMEL 6°台でありながら、SSBまでほぼ完璧に回せました。HFは瞬間的には凄いパイルでしたが、やはり平日でお客さんが少なめな感じでした。
諸塚村は、それなりに運用適地があるようです。標高800m付近にある池の窪グリーンパーク東側の空き地で運用しました。東側は絶景で、V/UHFを運用したい衝動に駆られますが、時間の都合で割愛です。夕方になりハイバンドは近距離が厳しくなる時間帯で、かといって18時台ではローバンドもあまり開けておらず、18:30の終了時点では不完全燃焼な感じだったものの、何とか最低限の運用はできました。
その後、諸塚村から水上村に移動するルートを検索したところ、美郷町→西都市→西米良村 が最短ルートになるようで、西都市の県道39号は完全な林道で、シカ、イノシシ、タヌキなど野生動物の飛び出しが多く、恐怖の連続でした。シカやイノシシは車が壊れるので絶対に避けなければなりません。休憩も挟みながら、諸塚村から水上村まで4時間かかりました。
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