2025年4月28日 北海道5日目

午後のフェリーで稚内から利尻に渡るため、午前中に宗谷郡猿払村に移動しました。サテライトは低いパスに出る必要があり、周囲が開けた場所でなければならないため、道の駅さるふつ公園の道の反対側の駐車場を利用しました。

稚内の市街地からここまでは宗谷岬経由で60km、道道1077号経由のショートカットで50km程度です。1077号は冬季通行止めの可能性がありましたが通行できました。なお、道道889号は冬季通行止めになっており、入口が雪で埋もれていたのは驚きました。

猿払村は一郡一村で需要があるとみて7:30から開始し、3時間の持ち時間を確保しました。この時間であれば7MHzは多くのQSOができると見込んでいたものの、コンディションが期待外れで撃沈でした。1エリアは18MHz止まりでハイバンドは相変わらず厳しい状況でした。

フェリーの車両甲板は工事車両でほぼ満車、乗客は数えるほどしかいない、という状態でした。この日は天気は良く昼間の気温は上がり、相変わらず強風は続いていたため若干船酔いしました。

利尻町に宿を確保したため1日目の夜は利尻町で運用することにしました。運用場所をいくつか回りましたが、運動公園は閉鎖中、神居海岸パークはアンテナが展開しにくいため、以前に運用したことがある沓形岬公園の南側の駐車場に落ち着きました。17:30からの開始で1.9～28MHzの各バンドを巡回しましたがハイバンドのオープンはありませんでした。翌日は風速10m/s以上の強風が予想され、釣竿アンテナは折れる可能性があるため逆L型ロングワイヤーを使用する予定で、ここで予行演習をしました。そのため1.9MHzはお手軽釣竿アンテナよりも多くのQSOができました。