2025年5月4日 北海道11日目

雨が予想される朝で、長距離移動の後に1か所目の運用場所に現地入りするパターンになりました。霧で視界が悪かったことと、MO-122の1便が6時台で急ぐ必要が無いことから、これまで暗黙の了解で午前5時開始だったところを30分繰り下げました。

新十津川町はMO-122の低い西パス対応で、初めて利用する さくら公園の北側の堤防上で運用しました。5:30には十分に明るくなっているため7MHzから開始して、3.5MHzは途中で少しだけ様子見しました。伝搬のコンディションは悪く、ハイバンドが上がってくる気配も無いし、札幌市や小樽市の直接波はまだまだ遠いようで、7MHzと10MHzで粘りました。

雨が降り続いており、河川敷の未舗装の道には入りづらいことから、浦臼町も初めて利用する鶴沼公園の駐車場で運用しました。コンディションが悪すぎで、とりあえず低いRS-44もフル出場して何とか間を持たせる展開になりました。

奈井江町も初めて利用する寿公園の体育館の南側の駐車場で運用しました。ハイバンドは24MHzと28MHzはほとんど聞こえない状態で、14MHzや18MHzが開けてくるのを見て何度も出直す展開でした。こうなるとサテライトを最大限で運用することを考えなければなりません。岩見沢SAはあまり広くなく、休日は混雑して係員に誘導されることが多いですが、悪天候で空いていると予想して、2日目の朝に南の島に行っていて未交信だった某局向けに14時台のRS-44を岩見沢SAで運用することにしました。駐車場は空いていてベストの場所が確保できました。

最後の運用場所はHFで需要が多いと思われる白石区にしました。いつもは川下公園ピクニック広場前駐車場を利用することが多いですが、午前4:30開門、午後7:15閉門のため朝練には最適ですが、19時台のMO-122では利用できません。東米里ゆめ広場に行ってみたものの、ここも夜間は閉門される気配で、以前に運用したことがある豊平川雁来健康公園に移動しました。ここならばHFの運用は問題ありませんが、清掃工場の高い建物があるためサテライトは別の場所に移動する必要があります。

夕方になってEスポが無い時の通常に近い伝搬にはなりましたが、それでも並以下の感じで21MHz UPは厳しい状態でした。18時台に3.5MHzを投入すると意外に多く呼ばれました。19時の終了時に7MHz CWで待ち構えて、CL宣言の後にTUの連呼があるかと期待していたのですが、コンディションが悪かったようでTUは1局しか返ってきませんでした。清掃工場の東側の旧道入口の空きスペースに移動し、MO-122に出て終了しました。

紙ログでは10,000QSO前後のはずですが、乱筆やdupe QSOの判定が数件あるため、正確な数は未確定です。