2025年5月3日 北海道10日目

上川郡(上川)の多くの町村で運用しようとすると切りが無いので、サテライトで需要がある所を厳選して予定を組みました。

まず、昨年の運用で条件が悪くサテライトを取りこぼした名寄市は、曙橋の南西側の河川敷駐車場で運用しました。早朝なのでハイバンドのオープンは無く、各バンドを一巡して終わりです。夜中に雨が降っており、道路に撒かれた融雪剤が飛び跳ねて車が融雪剤まみれになっています。

剣淵町のニーズが高かったようで、士別市や和寒町を飛ばしてここだけに集中しました。剣淵平並球場で運用しました。途中、雨や風が強くなり、ハイバンドが上がってくる気配があったのでJO-97を割愛したものの、24MHzや28MHzは上がってきませんでした。

2010年4月に雨竜郡(上川)が新設され、豪雪の中で一人新郡移動を決行した幌加内町です。場所は山村広場の駐車場です。ここはコンビニが無い唯一の「町」で、1軒だけあるスーパーマーケットにとりあえず立ち寄ると、閉店時刻が以前より早くなっていました。昼間の運用なら問題無いのですが、車中泊で対応しようとすると夜は買い物できなくなる、ということです。

ここで、磁気嵐で電離層が消えてしまったようで、18MHzですら何も聞こえないので7～14MHzをしぶとく巡回して、サテライトもRS-44の2パスとAO-73の大盤振る舞いで何とか時間稼ぎしました。

鷹栖町は以前も利用した総合スポーツ公園で運用しました。夕方になりHFの伝搬は「中の下」くらいにはなっていました。10MHz CWが1時間近くのパイルアップになりましたが、14MHz UPはほとんど気配が無く、ローバンドもイマイチでした。

19時台のMO-122を鷹栖町、20時台JO-97を旭川市で出るために、旭川市の2号墓地の駐車場に移動しました。さすがに市街地なのでクマは出ないでしょう。夜に7MHz CWで万が一クラスタに上げられてしまうと長時間のパイルアップになり収拾が付かなくなるので回避して、最後は3.5と1.9を短時間運用で締めました。