2025年8月8日 岩手県1日目

今年の夏休み大移動は岩手県を計画しました。北部は未運用のため、いつものように1日4か所を基本として予定を組みました。また、9日は珍スクエアの宮古市QM19を計画しました。ここで運用すれば、本州の全スクエアで運用したことになります。

今年は猛暑のため、車中泊を行わずに、全日程でホテルに宿泊することにしました。そのため、ホテルと1日の最後または最初の運用地点が離れている場合もあり、場所の選定には苦労しました。また、9～13時頃は衛星がJO-97しか無いので、その時間帯（1日のうち2番目）はサテライトの需要が少ない所に合わせました。

7日は愛知から岩手に自走で移動しました。18時過ぎに気仙沼市の本吉PAに到着し、イオノグラムを見ると良さそうなので早速出てみると、Eスポが絶好調で7～50MHzまでどこもパイルになり、疲労と暑さで腕がつりそうな状態の中、2.5時間で300QSOできました。

8日の最初は、陸前高田市の高田松原運動公園で運用しました。サテライトの都合で2時間だけの滞在ですが、Eスポは前日の残り物があるようで、この時間としては好調でした。ただし28MHzがカスカスだったので50MHzは出ませんでした。

続く気仙郡住田町の運動公園に移動すると、移動中にEスポが終わってしまい、F層も消えそうな状態で各バンドとも空振りが続きました。

大船渡市の盛川河川公園に移動すると、12時頃に少しコンディションが上がったものの、10MHzと14MHzだけが強くて後が続かず、7MHzも昼枯れで不調のため、ここも最後は空振り連発になりました。

位置としては、この次は釜石市ですが需要が少ないため、一つ飛ばして上閉伊郡大槌町のローバンドを狙うことにしました。場所は2021年11月の移動と同じ郷土財活用湧水エリアです。夕方になって伝搬は少し良くなったものの、前日のようなお祭りにはならず、18時を過ぎてから10mの釣竿を設置して、1.9MHzで1エリアまで飛ぶことが分かりました。この場所はノイズレベルが高くローバンドにはあまり向かないようです。夜は釜石市で栄養補給のため19時で終了しました。